2006年05月25日 13時07分31秒 posted by tokyofood

BA(ブリティッシュエア)の機内で本当にあった話

テーマ:ブログ

BA(ブリティッシュエア)の機内で本当にあった話を、同社のCAが友人に知らせた、そのメールを僕の知人が、僕に送ってくれました。

以下日本語訳と英語の原文です・・・・

僕としては、この話の「真偽」は、さほど重要では無いと思います。
大切なことは、この話から、なにを受け取るのかだ。

このメールを送ってくださった知人に感謝します。


皆さんもこの文から、何かを捉え感じてもらえればなって、思います。

___________________________________

本当にあったお話です。
この出来事は南アフリカのヨハネスブルグからイギリスのロンドンに向かう
ブリティッシュエアウェイの機上で起こりました。

見かけのところ50歳ほどの白人女性が黒人の隣に座ることになりました。


「信じられないことだ」とばかりに白人女性は、スチュワーデスを呼び出して、


「見ればわかるでしょう? 私を黒人の横の席にしているのよ。  

 忌まわしい人たちの横に座るなんて、私は承知できません。 ほかの席に変えてちょうだい。」

スチュワーデスは、「お静かにお願いします。 ただいま席があるかどうか確かめてまいります。」と応えた。

そして、しばらくして房ってきてから、スチュワーデスは白人女性に返事した。

「お客様、あいにくエコノミー席に空席がございません。
キャプテンにも相談しましたが、ビジネスクラスにも空きは無いとのことでした。
お差支えなければ、ですが、ファーストクラスに一席だけ空きがございます。」

その女性客が返事する一瞬の間も与えず、スチュワーデスは話を続けた。

「私どもの会社は、このような理由でエコノミーのお客様にファーストクラスへお移り願うことは滅多にいたしません。

けれども、状況を考えますと、こんなひどい方の隣にお客様のどなたかがお座りなるということは言語道断であると、キャプテンが申しております。」

そして、彼女は黒人の紳士に向かって言った。


「お客さま。というわけですので、どうかお手荷物をおまとめください。
 ファーストクラスにお席をご用意してお待ちしております。」

ずっと、周りに居た乗客はこのやりとりを目にして心を痛めていた。
そして、この瞬間に立ち上がって拍手喝采した。

これは、本当にあった話です。

(以下原文)

This is a true story

This scene took place on a BA flight between Johannesburg,
South Africa and London, England.

A white woman, about 50 years old, was seated next to a black man.
Obviously disturbed by this, she called the air hostess.

"You obviously do not see it then?" she responded.
"You placed me next to a black man. I do not agree to sit
next to someone from such a repugnant group. Give me an alternative seat."

"Be calm please.", the hostess replied.
"I will go to see if another place is available."

The hostess went away and then came back a few minutes later.
"Madam, just as I thought, there are no other available seats in Economy Class.
I spoke to the captain and he informed me that there are also no seats
in Business Class. All the same, we still have one seat in First Class."

Before the woman could say anything, the hostess continued.

"It is not usual for our company to permit someone from the Economy Class
to sit in the First Class.
However, given the circumstances, the captain feels that it would be scandalous
to make someone sit next to someone sooooo disgusting."

She turned to the black gentleman, and said,

"Therefore, Sir, if you would like to, please collect your hand luggage,
 a seat awaits you in First Class."

At that moment, the other passengers, who'd been shocked by
what they had just witnessed, stood up and applauded.

This is a true story.
_________________________________________

以上、引用しました。いかがでしょうか、感想はそれぞれと思います。

僕は、この文を見て、「粋だね!」って思いました。

この物語には、様々な「気付き」が、含めれている気が致します。

人種差別の問題、顧客とサービスを提供する関係、個人と集団、社会性と表現の自由などなど・・・

ご感想は、皆様の判断にお任せしますが、何かのご参考になればと思います。

コメント

[コメント記入欄を表示]

1 ■素敵なお話ですね☆

とても感銘を受けるお話ですね。

ただ、元CAとして思うのですが…
その白人の女性は、他のお客様のさらしものになってしまったのですよね。
私ならば、黒人の男性に、そっとファーストに移っていただき、不愉快な思いをさせてしまったことをお詫びするだけで、終わらせると思います。
そうすれば、白人の女性の要求も満たされ、黒人の男性の気持ちも、汲むことが出来たのではなかったかと思います。

人種や宗教の考え方はそれぞれで、あえてそれを批判したり、刺激したりするような行動は、サービス業に従事する人間としてはするべきではないと思うからです。
みなさんは、どう思われるのでしょうか?

2 ■素敵なお話ですね☆

とても感銘を受けるお話ですね。

ただ、元CAとして思うのですが…
その白人の女性は、他のお客様のさらしものになってしまったのですよね。
私ならば、黒人の男性に、そっとファーストに移っていただき、不愉快な思いをさせてしまったことをお詫びするだけで、終わらせると思います。
そうすれば、白人の女性の要求も満たされ、黒人の男性の気持ちも、汲むことが出来たのではなかったかと思います。

人種や宗教の考え方はそれぞれで、あえてそれを批判したり、刺激したりするような行動は、サービス業に従事する人間としてはするべきではないと思うからです。
みなさんは、どう思われるのでしょうか?

3 ■いいお話ですね!

「してやったり!」って感じですね。
私は、あえて他のお客さんの前でやったことで、女性がいかに恥ずかしいことをしているか、自分の考えが全体の考えではないのだ問いうことを示せたのではないかと思います。

4 ■なんとも・・・

初めまして。mixiからとんで来ました。
こんなやり取りがあったなんね。

BAの対応には感銘を受けました★
そして、その白人女性は・・・・なんて酷い。

とも思ったのですが、彼女もまたお客様である、と言う事実を↑のゆりさんのコメントでハッとしました。。

難しいですね。。

人種差別は私も多少なりとも経験してきました。本当にいたたまれない気持ちになります。
もしよろしければ、この記事私の日記でもUPさせてほしいのですが・・・

5 ■最高

こんなスッチーいたら
マジすごいね。
日本ではまずなさそうなお話ですね。

6 ■やりすぎでは?

うん、、、確かに、ちょっとこれは、心の中ですることだね。お客様はお客様、白人女性もお客様。サービスをする以上、プロであるなら、ここまであからさまにする必要があるのか無いのか、特に、陸ではなく、空に居るシチュエーションで、もし、白人女性が、ヒステリーを起こしたら、大問題です。喧嘩でも始まったら、着陸しなければいけなくなるかもしれません。これは、Airですることではないかと思います。私も、飛行機の中で、少しおかしなことがありました。日本に帰る飛行機のエコノミーに座って、EXITの前にある足が伸ばせる席にだったとき、後ろのお客さんが、日本の同年代の若い女性二人組みだったのですが、国際線のしかるべきタイミングで座席を倒していたところ、後ろから思いっきりシートを蹴飛ばしてきたのです。
何度と無く。私はここで怒ったら、着陸しなければいけなくなる、というほど、内心苛立たしくなりましたが、落ち着いてクルーに話をしました。そして、その人はほかの席に変わってもらいました。しかし、見た目では、日本人女性で、若い女性が、イカツイ私のような男性に、そんなことをすることを想像もできないし、一見、何か問題があったら、クルーは私を疑うでしょう。EXITシートは、非常事態に、人々を助ける意思のある人が乗る場所です。そして、手足が長く、力もある男がそれに座っても、おかしくは無いでしょう。
そう思いながら、クルーの非難注意事項を聞いていた私にとって、、、。やめてくれと言ったら、しばらくして、またいきなり蹴飛ばしてきました。そんなことしなくても、トイレにいきたいから下げてもらえますか?とか、いい用があると思います。
とにかく、エコノミーには、いろんな人が居ます。
奇声をいきなり発し、やめない方、体臭がひどい方、緊張している方、、、
女性は、よくない発言をしていますが、
過去に黒人の人にひどい目にあって、恐怖感を感じているのかもしれません。

とにかく、離れさせたというのは、正解だったと思います。

長くなりましたが、ちなみに、私も、エコノミーからビジネスへ、ウインクひとつで変えてもらった事があります。笑

7 ■粋な計らい・・・。

咄嗟の機転(判断)は本当、その場の雰囲気を左右します。

勉強になりました。

・・しかし現実にまだあるのですね、人種差別。

偶然ではないですが来月、ミュージカル「I have a dream」を友人が出演するので見に行きます。
良い機会ですので、様々な角度から色々考えてみたいと思ってます。



8 ■勉強になります

このお話は聞いたことがあり、当初はスカっとする話だと思っていました。
が、ゆりさんやリッキーさんの書き込みを見て、確かにそのとおりだと思いました。
確かに、他人の考え方について、公衆の面前で非難するようなことはどうかと思いました。
黒人の方には、そっと移ってもらったほうが、スマートでしたね。
勉強になります。

9 ■粋だね!イナセだね!

最初、「え?え?えーー?」って思いつつ読んでたら、
大どんでん返し!!
キャプテン&スッチー、やる~ぅ!!

10 ■無題

人種差別を公にあらわすことは、南アフリカでもイギリスでも犯罪です。BAはロンドンの警察に連絡するべきだったのでは? 人種差別をするような人はどの企業にとっても顧客となり得ないはずです。

コメント投稿

コメント記入欄を表示するには、下記のボタンを押してください。
※新しくブラウザが別ウィンドウで開きます。

一緒にプレゼントも贈ろう!

トラックバック

この記事のトラックバック Ping-URL :

http://trb.ameba.jp/servlet/TBInterface/10012852004

  • 1 ブログタイトル:buy phentermine
  • 記事タイトル:cheap phentermine
  • 記事概要:Combien il coute, pour developper un drapeau sur ton blog?
メロメロパーク