2009年12月21日

日本を覆う「先行き不安病」の処方箋

菅直人の今日の一言より

 

<引用開始>

  先日成長戦略策定会議の有識者からのヒヤリングに竹中平蔵慶応教授を招いた。竹中氏の主張は従来どおり、供給が需要の上限であり、供給側の生産性を高めることが成長戦略の柱という趣旨。これに対して私は今の日本は供給が不足していた高度成長時代と違い需要が不足している。新しい需要を生み出すことが成長の柱になると反論。その後多くの有識者の話を聞いたが、多くは需要拡大政策で私の考えに近い人が多かった。<引用終了>http://www.n-kan.jp/  


菅直人副総理や藤井財務大臣など、政治家誰もが主張するのが「環境経済」で需要を生み出すことです。 


私は、日本に必要な需要とは「新エネルギー需要」しかないと考えています。 


「友愛ぎふと読本」より 
◇テーマ 間伐材
今から勢力→→→
国内外の大震災や津波やなどのハリケーンなどの大災害に備えた国際規格の「国家備蓄材」や、耐震性強化木材に加工されます。


←←←これまで族
その場に放置しておきます。 


◇テーマ 無限の資源@
今から勢力→→→
日本には枯渇することのないバイオマス(生物資源)に溢れていると考えます。資源は奪い合うものではなく、生み出すものであると考えます。


←←←これまで族
資源は生みだすものではなく、お金で買ってくるものでなくては商売になりません。日本は資源国であることが分かると困るため、日本には資源がないと日本人を洗脳し続けます。 


◇テーマ 無限の資源A
今から勢力→→→
日本の領海面積は世界第6位です。マグロの養殖も実用稼働しており、さらに海藻から膨大な量のエタノールを生み出すプロジェクト構想も進んでいます。技術立国日本は、無限の水産資源を活用した世界一の海洋国家として脱石油社会のリーダーとなっていくに違いないのです。


←←←これまで族
産業構造の転換にびくびくしています。現在の中心産業が変化すると、自分たちの仕事がなくなると考え、バイオマス産業の発展には否定的です。形勢が悪くなると足を引っ張ることも考えられます。 
<終了> 


海洋資源も含めると、日本は世界有数のバイオマス資源の保有国なのです。 


「日本には資源がない」という洗脳された固定観念を打ち破り、国土の3分の2を占める森林をアグロフォレストリーの手法などで活用すれば、日本の「食糧エネルギー」や「燃料エネルギー」という農林業が生み出す「新エネルギー生産産業」が、劇的に発展するのです。公共事業が減ったことにより困っている土建業者が、この新産業にシフトすることにより、土建業も復活します。製材業や、木材建築業など川下の産業も活性化するのです。 


 テレビ朝日の番組で、鳥越俊太郎氏のレポートした夕張の病院では、水を1日5杯飲めば、脳梗塞の発生率は下がると報じていました。やっかいものの杉の人工林を、アグロファクトリーの手法で血液をさらさらにするグァパ(熱帯性であり品種改良が必要?)などの漢方薬樹に植えかえ、生産された「漢方」を政府が補助金を支給して高齢者に「現物支給」すれば、日本の高齢者の医療費は劇的に削減することができると私は確信しています。 


暗い世の中ですが、先祖が残してくれた杉ヒノキの人工林に目を向ければ、明るい未来が見えてきます。希望がわいてきます。 


日本を覆う「先行き不安病」の処方箋は、日本の森林の再開発事業です。「コンクリートから人へ」です。定額給付金分の2兆円あれば、400万円の所得の勤労者を50万人生み出すことができるのです。

 

経済は、選択と集中が大事といいますが、森林再開発を選択し、その良性公共事業に何兆円もの税金を集中的に投入すれば、日本は短期的に経済危機から逃れることができると私は考えます。

 

森林再開発は、経済だけを良くするのではなく、過疎の問題、限界集落の問題、ホームレスの問題などを解決し、地方を元気にさせること間違いなしです。

 

繰り返しますが、森林再開発の主役は土建業者です。大手ゼネコンではなく、地方の土建業者が主役なのです。土建業者が潤えば、雪国の除雪作業も継続できます。(今朝のテレビで、土建業者の倒産などで、除雪作業が行われなくなる恐れがあると報道されていました。)

日本の膨大な森林資源と膨大な土建業者のマンパワーを活用しないのは、実にもったいないのです。 


私は、民主党議員から森林のアグロフォレストリー化案への賛同を得ています。「友愛」 + 「エコ」で、日本社会のみずみずしさを取り戻す「フラット・サステナビリティ社会(友愛・持続可能社会)」運動を政権に提案していきたい、そう考えています。