JR中央本線の上を越えた駒橋発電所水圧鉄管は、
再び急傾斜になって下ります。
2本の水圧鉄管は、強瀬橋に向かう細い道の下で、
駒橋発電所の地面に入ります。
強瀬橋に向かう細い道の上から、
駒橋発電所水圧鉄管の終点を見下ろしました。
(縦長の写真を3枚横に合成しています)
右の建物が発電所です。
発電所はフェンスに囲まれていて、現在は見学もできません。
発電に使われた水は建物の向こう側の水路に放流されますが、
その地点を見ることはできません。
写真奥に写っているレンガのアーチ状の構造物が、
放水路と相模川(桂川)の間にある堰堤です。
発電機のある建物の向かって右側に管理事務所の建物があり、
その向かって右側の広場にオレンジ色の装置が展示してあります。
なぜかここ駒橋発電所に、
1913(大正2)年〜1985(昭和60)年に鹿留発電所で使用されていた
発電用のフランシス水車が展示されています。
(といっても、そこまで入ることができません)
テレ端(432mm相当)で撮っても、この程度の大きさにしか写りません。
鹿留発電所については、
この連載の「相模川を下る21(鹿留発電所)」の
前後の記事をご覧ください。
発電所の敷地には入れないので、
遠くから水圧鉄管の下る様子を見るために、
相模川(桂川)の対岸(北側)の段丘にある
中央高速に分断された「妙見山」に行ってみます。
次の記事「相模川を下る47(妙見山から見た駒橋発電所)」に続く。
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