
大特集・相模川水系の水力発電所4
TAKE7、東京電力・駒橋
最大出力21,200kW/明治40年完成

東京電力駒橋発電所は歴史の古い発電所です。

発電所の建物は古いのですが、
半分ほどは建て替えられています。

建物の裏には水路と堤防があります。
石垣の堤防に歴史を感じます。

駒橋発電所の入口には、
駒橋発電所で使われていた水車が展示してあります。

導水管は太い管とそれより一回り小さい管の2本だけですが、
駒橋発電所が出来た当初は6本導水管があったようです。
導水管が出ている石垣には、
導水管が接続されていたと思われる穴が残っています。

駒橋発電所の変電所に引き込まれる谷村線です。
駒橋発電所の変電所はGIS化されているので、
一旦地中に引き込みます。

変電所部分です。
かつてはここから東京の早稲田変電所までの長距離送電線が出ていました。
現在でも一応送電線は和田堀変電所まで繋がっているのですが、
中間の変電所が増え、路線が細かく分断されています。
変電所は送電線の出入部分と変電機器部分が離れています。
GIS化される前は送電線出入部分に遮断器や断路器などがあったと思われます。
変電機器部分は出入部分より一段低い、発電所の建物よりにあります。

変電部分です。ガス絶縁開閉装置がずらっと並んでいて、
手前には地中から電線を引き上げるケーブルヘッドと変圧器があります。

駒橋発電所の敷地は広く、
奥にも遮断機、断路器などが置かれています。
ただ、電線は繋がっていないので、
GIS化で不要になったものを処分するまで置いてあるだけだと思われます。

駒橋発電所近くにある監視カメラと警告スピーカーです。
発電所の無断侵入はやめましょう。
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