バラマキは途上国にも
鳩山首相は25%のCO2削減という突出した目標を国際公約してしまった。
他の諸国が追随してくれればという前提だったちが、そんな前提はみんな忘れる。
いまや日本は25%削減という数字だけが独り歩きしている。
「鳩山イニシアティブ」などと怪しげな英語で独りで悦に入っていた鳩山首相はCOP15でも「自分が助け舟を出した」(報ステ2009/12/18)などと自負しているが、自分勝手な中国も説得出来ずに、実際には日本抜きの米中印などの6カ国が取りまとめたではないか。
鳩山首相は女房とチャラチャラと何しにコペンハーゲンまで行ったのか。
やった事と言えば、途上国への資金援助を90億ドルから150億ドルに増額して金で途上国の歓心を買おうとしただけではないか。
その挙句に途上国に足元を見られて、タカられようとしている。
テレ朝「スパモニ」(2009/12/17)
鳥越俊太郎
「今こそ日本が地球全体の環境問題を先頭に立ってやるべきだ。鳩山イニシアティブはそういう意味では意味がある」
とんでもない。
専門家の話では「25%は突出し過ぎ。20%は外国から排出権を買うことになる。1トン1万円として年間3兆円の負担となる」という。
京都議定書でハメられた日本は、乾いた雑巾を絞るような努力を重ねた末に、不可能な部分は金で帳尻を合わせなければならない。
その負担は国民にふりかかり、産業界も多大のインパクトを受ける。
リアリズムに欠けた坊ちゃん首相のおかげで日本はどん底に向かおうとしている。
産経ニュース(2009/12/19 21:00)
COP15 影薄く指導力欠いた鳩山首相
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by iza07596303
鳩山イニシアティブが聞いて呆…