朝鮮通信使紹介、釜山に異例の日韓親善施設
12月21日3時4分配信 読売新聞
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近く着工し、2010年末に開館予定。在大阪韓国総領事館などによると、日本との親善の歴史を紹介する韓国内の公的施設は異例という。
総事業費は35億3000万ウォン(約2億7400万円)。市は、通信使の関連資料を展示するほか、日韓文化交流に関するセミナーなども開催し、日本との交流の拠点として活用する方針。同総領事館の金鍾浩(キムジョンホ)・韓国文化院長は「21世紀における韓日友好の象徴になることを期待したい」と話している。
◇朝鮮通信使=豊臣秀吉の朝鮮出兵後、断絶していた国交を回復するため、徳川幕府が朝鮮側に派遣を打診して実現。1607年から1811年まで12回、政治家ら数百人が来日した。
最終更新:12月21日3時4分