岡山放送局

2009年12月20日 19時12分更新

若手農家が施設でもちつき


新見市の若手の農家で作るグループが、地元の身体障害者の施設を訪れ、餅つきをしました。

この餅つきは、新見市の若手の農家でつくるグループが毎年ボランティアで行っているものです。
20日は新見市大佐田冶部にある身体障害者療護施設「大佐荘」に、グループの11人と地域の主婦5人が集まりました。
食堂には石臼が用意され、グループの人たちが自分たちで持ち込んだ45キロのもち米を、威勢のよいかけ声をかけながら次々と餅つきしました。
そして主婦達がその場でひとつひとつ丸めていきました。
障害者の1人は餅つきの様子に「やっぱり迫力があります。おもちが好きだから楽しみです」と話していました。
この餅つきは20年近く続いているということで、グループの会長の鹿島寿亨さんは「やりがいがあります」と話していました。
餅は、施設の21日の昼食で雑煮やぜんざいにして出されるということです。