2009年12月20日

民主党は政治を分かりやすく説明して欲しい

報道番組を見ました。いつも思うのですが、これらの報道番組を見て、日本人はマスコミに騙されてしまうのですね。

 

1、フジテレビの報道2001

いつものように、小沢一郎氏のバッシングのように思えましたが、北川正恭前三重県知事だけは、さすがに的を射た発言をされていました。

 

多くの国会議員を引き連れた中国訪問をフジテレビ側は批判していましたが、北川氏は「ジョン万次郎友好団で国会議員をアメリカへ引き連れていくべき」という発言をされていました。

 

私は、小沢氏は当然考えていると思います。北川氏もそのことを知っているのでしょう。

(私は、東京都知事に北川氏を望みます。三重県の職員の方々への講演を行ったことがあるのですが、職員の質がとても高いことに驚かされました。良くするために「食らいついてくる」姿勢は北川知事時代に教育されたそうです。)

 

「友愛ぎふと読本」より

 ■ジョン万次郎の活躍がなかったら 
ジョン万次郎は坂本竜馬や福沢諭吉など、多くの明治維新を成し遂げた志士たちに、大きな影響を与えました。黒船来航時の対応や日米修好通商条約の締結など、英語とアメリカの民主主義を学んだジョン万次郎がいなかったら、明治維新は成功しなかったかもしれないと考えると、16歳の若さで遭難したジョン万次郎は、近代日本を築き上げた最大の功労者であるとも言えるのです。

 
同時に、ジョン万次郎を救い素晴らしい教育を施してくれた、ホイットフィールド船長に対しても、日本国民は最大限の感謝を表すべきなのです。(198710月に天皇皇后両陛下が皇太子、及び妃殿下時代にこのホイットフィールド家を訪れられていらっしゃいます。)

<引用終了>

 

<引用開始>

1.ジョン万次郎ホイットフィールド記念国際草の根交流プロジェクト1987 10 4 日、当時の皇太子及び妃殿下(現在の天皇皇后両陛下)は御訪米の機会に、マサチューセッツ州フェアヘーブンの一民家をご視察された。これこそ、自らの善意と人間愛から16 歳の難破漁船船員ジョン万次郎をアメリカにまで連れ帰り、この地で教育を受けさせた捕鯨船船長ウィリアム・ホイットフィールドの生家であった

<引用終了>

http://www.manjiro.or.jp/jpn/information/files/column_watanabe.pdf

 

そして、ジョン万次郎ホイットフィールド記念国際草の根交流プロジェクトを立ち上げたのが小沢一郎会長なのです。

http://www.manjiro.or.jp/jpn/information/topics.html

http://www.manjiro.or.jp/jpn/foundation/index02.html#undertakings

 

友愛を日本に持ち込んだのはジョン万次郎です。小沢一郎氏は友愛を熟知しています。哲学も同じと言っていいと私は思っています。隠しているだけです。

 

このように、小沢氏は中国とも、アメリカとも草の根の友好活動を続けてきたのです。そういうことを知っているのに言わないで、視聴者を惑わすフジテレビには閉口してしまいます。

 

2、NHK日曜討論

主に日米関係の議論でしたが、防衛オタクの集まりのような印象を受けました。過去の延長線上の議論であることは致し方ないのですが、もっと長期的な展望で発言して欲しいと思います。

 

「友愛ぎふと読本」より

 ◇テーマ 防衛予算

今から勢力→→→
「首都圏に戦車が走行することがあり得るのか」と疑問を持つことが、この国の防衛予算を考える出発点になると考えます。


←←←これまで族
「敵が上陸し、首都圏に戦車が走行する」「日本の領空での空中戦が行われる」などを想定し、世界大戦に備えるべく防衛予算(2009年度47028億円)が必要だと考えます。 


日中の友好を深めていこうとする政権が、←←←これまで族のような考え方で良いのでしょうか。いったい、どこの国が日本に襲いかかってくるというのでしょうか。仮に、北朝鮮が暴発しても、日本国内で戦車が活躍することが想定されているのでしょうか。 


島国の日本は950台の戦車を保有しています。議論の前提には、「日本のこれから」がなくてはなりません。防衛オタクには猛省を促します。 


3、サンデープロジェクト

小沢一郎氏に無視され続け、小沢氏に悪意を持つ司会者のため、いつも偏向報道が繰り広げられます。今日もそうでした。

 

天皇の「政治利用」「鳩山不況」など、視聴者が嫌になる「記号」を示し、民主党の支持者を不安にさせています。

 

出演した民主党の細野豪志議員の説明能力は高いのですが、残念ながら「記号」に負けています。天皇の国事行為の解釈に対して意見が分かれていましたが、私は小沢一郎氏の意見が正しいと思います。

 

政治とは「国民を幸福にすること」です。議員の仕事も天皇陛下のご公務も同じです。ですから、「政治利用」という「記号」を「幸せづくり利用」という「記号」に置き換えれば、誰もが「天皇は喜んでお会いになるに違いない」と考えるはずです。

 

マスコミは、やさしいことを難しくして、視聴者を惑わす天才です。民主党議員は、政権の足を引っ張るマスコミに負けないよう、マスコミの「記号」や「用語」を噛み砕いて国民に説明するよう願ってやみません。

 

参考

パーティ・ジョークと記号論

http://gpscompany.blogdehp.ne.jp/article/13446036.html

 

コマーシャル・メッセージ

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