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靴をミトコンドリアDNA鑑定へ 島根女子学生遺棄

2009年12月20日21時53分

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 島根県立大1年、平岡都(みやこ)さん(19)の遺体の一部が広島県北部の山中に遺棄された事件で、島根県浜田市の女子学生寮近くで見つかった靴を女子学生のものと特定するため、島根、広島県警の合同捜査本部がミトコンドリアDNA型の鑑定を警察庁科学警察研究所(科警研)に依頼したことが、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査本部は、販売先などの調べから見つかった靴が女子学生のものとほぼ断定しているが、裁判での証拠能力を高めるため、科学的根拠をもとに特定する方針。

 捜査本部は島根県警科学捜査研究所で、靴から採取した皮膚片などをもとに、一つの細胞から一つしかとれない核DNA型による鑑定を目指したが特定できなかった。このため、一つの細胞に数百〜数千個あるミトコンドリアに含まれるDNA型の鑑定ができる科警研に依頼した。

 法医学の専門家によると、核DNA型鑑定には保存状態がよく、まとまった量の検体が必要だが、ミトコンドリアDNAは数が多いため、古くて微量の検体でも鑑定ができる。このため、靴に付着した足のかかとの角質片などが採取できれば特定できる可能性が高いという。 靴は左足用の黒色のスニーカーで、女子学生の帰宅路に近い道路沿いの側溝で11月30日に見つかった。

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