郵便局に押し入り、現金を奪ったとして強盗罪などに問われた福山市三吉町南1丁目、無職原賢次被告(61)の判決公判が14日、広島地裁福山支部であり、森脇淳一裁判官は懲役5年(求刑懲役6年)を言い渡した。
森脇裁判官は「パチスロにのめり込んで借金を重ね、受給した生活保護費も無計画に使い果たした。動機に同情すべき点はない」などと指摘した。
原被告は、10月5日午後、同市東深津町2丁目の福山東深津郵便局で、局長男性(55)に包丁を見せて「金を出せ」と脅し、現金170万円を奪った。