雪ですっぽり覆われた日田市豆田町=19日午前
県内は19日、冬型の気圧配置が強まり、上空に強い寒気が流れ込んだ影響で気温が低下。玖珠町で氷点下6・1度、日田市で同4・3度といずれも今季の最低気温を記録。県内の観測点15カ所のうち11カ所で0度を下回った。大分地方気象台によると、各地の最低気温は▽由布市湯布院 氷点下3・8度▽宇佐市院内 同2・3度▽竹田 同2・2度▽中津 同1・5度▽大分 1・2度―など。
大分市の気象台敷地内では「初氷」を観測。例年より10日、昨年より12日遅いという。日田市内は18日からの雪で一面銀世界。古い町並みが残る豆田町では、高校生がゆっくりと自転車を走らせる姿が見られた。
県警によると、積雪や路面凍結のため国道や県道合わせて13カ所で通行止めや滑り止めが必要となった。
羽田行き2便に遅れ
大分空港事務所によると19日午前、雪の影響で、大分発羽田行きの2便に遅れが出た。全日空192便は積雪によるアクセス道路の交通規制のため1時間28分、日本航空1782便は機体の除雪作業のため51分、それぞれ遅れた。
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