リーダーのブログ

仲間が増えました。

お陰様で弊社は毎年大幅な業績拡大で、個人の仕事の負担が増えて
います。

例年は3月に新規採用するのですが、今年はそれまで待てません。

先月より中途採用の募集を始め、10倍を超す競争率の中、4人の仲間
が増えました。

2週間の研修を今日終えて、いよいよ月曜日に配属です。


今回の4人のうち、2人は中国出身者。
もちろん日本語も堪能です。


どちらの大学も、年々海外からの留学生の方が増え、そのうちの6割が
中国人の方です。

問い合わせも日本語はもちろん、英語や中国語が増えました。
弊社にも英語が堪能なスタッフは多いのですが、中国人スタッフは1人
だったため、今回の採用になりました。

中国からのお客さま、安心してお電話ください。


弊社にとっては大変ありがたいことですが、それにしてもこういう状況を
見ていますと、国の経済力とと勢いの差を感じますね。

「ガンバレ、ニッポン!」でしょうか・・・

2009年12月18日 19:07 Author:リーダー
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虚偽トーク。

弊社が25年間、育て育てられて来た学生寮市場。
本当に大切なお客さまです。


その市場に、最近様々な競合会社が参入してきております。
ほとんどが、マンション不況により、マンション市場から流れ込んだ業者です。


競合会社が増えることは、お互いに切磋琢磨することにより顧客サービスに
つながれば歓迎すべきことなのですが、実態は大違いです。


一番問題なのは「虚偽トーク」あるいは「オーバー(誇大)トーク」。


例えば、最近進出してきた、NTT西日本の子会社のM社(大阪本社)。
「NTTです。」と名乗っていて、お客さまも「NTT]と誤認されています。


NTTとは、NTT法に規定された3社(日本電信電話株式会社、東日本電信
電話株式会社、西日本電信電話株式会社)だけを言います。
持ち株会社のいわゆるNTTとNTT東西地域会社だけです。
たとえ子会社であっても、NTTではありません。


M社の虚偽トークその2。
「私たちはNTTグループなので、NTT西の47拠点が全面的にバックアップ
 します。近くのNTTから飛んで来ます。」

そんなことは絶対にありません。
NTT3社はNTT法で厳しく規制されています。

1985年の電電公社民営化の目的は、分割して民間業者との競争の促進
にあります。
グループ会社に便宜を図ることはこの趣旨に反します。
事実であれば、総務省や公正取引委員会から即、業務改善命令が出ます。

さらに、2001年にNTTがインターネットサービスに業務拡大をする際に、
「公正な競争の確保」と「特定の事業者の優遇や差別の禁止」を条件にされ、
法律(NTT法)にも明記されました。


また、弊社やM社などのプロバイダの寮内設備(LAN側)はすべて自前(自
営設備)で、NTTは寮の入り口まで(WAN側)光ファイバー回線を引き込む
だけです。
WAN側とLAN側の境にあるONU(光回線終端装置)が責任分岐点になって
います。
寮の外側(WAN側)の回線に異常があれば、弊社が連絡しても当然NTTは
飛んできて対応します。
しかし原因が寮内(LAN側)であれば、当然プロバイダの責任であり、NTTは
他社の財産には触れません。


公正な競争を妨げる「虚偽トーク」。


ご注意くださいますようお願い申し上げます。

2009年12月17日 18:04 Author:リーダー
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勝海舟の健康法。

幕末から明治にかけて活躍した勝海舟には、多くの逸話が残っています。


例えば、人の命は大切にしたが、自分の命には関心がなかったようです。

1863年(文久3年)、京都寺町通りを歩いていた時に3人の刺客に襲わ
れました。
警護の岡田以蔵が1人を切り捨てると、感謝するどころか逆に注意しまし
た。
「むやみに人を殺めるのはよくない。以後気をつけるように。」


健康についても関心がないようでした。

晩年の75歳の頃でも、冬でも火に当たらず、薄っぺらな着物と煎餅布団
で暮らしていました。
医者が運動を勧めても全く気にせず、それでも健康でした。


実は、勝海舟には秘密の健康法があったのです。

一つは「刺絡(しらく)」。
体のツボから悪血を抜く療法。
もう一つは、手足の指先のマッサージです。


手足の指を1本1本丁寧に揉んでいると、ポカポカと温かくなって、全身の
血液循環も良くなって行くそうです。


刺絡は怖そうですが、マッサージなら自分でできそうですね。
お金もかかりませんし・・・

2009年12月16日 18:13 Author:リーダー
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地域活性化。

私は格差是正をライフワークにしています。


世界中に様々な格差が存在していますが、身近なところでは都市部と
地方の格差があります。
時折の地方出張で、高齢化が進み人口減少が続き、活力がなくなって
行く地方を目の当たりにしますと、心が痛みます。


そんな時に地方発の元気なニュースを目にすると、嬉しくなります。


鳥取県米子市に、どら焼きに地域活性化の夢をかける和菓子メーカー
があります。
丸京製菓という企業です。

当時の主力品、焼き饅頭の売り上げが頭打ちになった1989年に、どら
焼きの製造に舵を切りました。
全国展開するには、大手製パン会社に勝つしかありません。
しかし、物流コストが高くつく、製造から販売までのリードタイムも大きい、
など鳥取という立地がマイナスになりました。

様々な苦労の末、氷温技術を用いて60日間持つどら焼きを開発しまし
た。

4月4日を”どら焼きの日”とし、「大好き!どら焼き」という曲を作ったり、
ブランドの向上にも力を入れ、海外市場も開拓しました。


順風満帆に見えますが、道のりは決して平坦ではありませんでした。


同社のW社長が今取り組む目標は、「どら焼きを米子の名物に」。
「米子の若者に、地元への誇りを持ってほしい。」


同社のがんばりが、過疎化に喘ぐ地方都市に夢を与えつつあります。


2009年12月15日 17:57 Author:リーダー
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続・「パフォーマンスドール」。

以前このブログでお知らせした「Say-You!パフォーマンスドール」。


出演者の多くに新型インフルエンザの感染者が出て、LIVE公演が
延期になっていましたが、ようやく正式に日程が決まりました。


新年1月3日から5日までの3日間、渋谷ルイードK2で昼夜2回公演
となります。
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「Say-You!パフォーマンスドール」は、15年ほど前に絶大な人気を博
して篠原涼子など多くのスターを輩出した「東京パフォーマンスドール」
の再来を期して、メンバーも新たに再結成されたものです。
このメンバーのキーワードは「声優」です。


声優の勉強をしながら弊社でパートで働くMさんも、オーディションでこの
メンバーに選ばれ出演予定です。


がんばり屋の彼女を応援してやってください。

2009年12月14日 18:06 Author:リーダー
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「敵は我にあり」。

プロ野球楽天球団を退任した(解任された?)野村前監督。


「知将」と言われるだけあって、多くの名言を残しています。
例えば、「敵は我にあり。」
あるいは、「信は万物の基本をなす。」
また、「”失敗”と書いて”せいちょう”と読む。」
等々、いずれも含蓄のある言葉です。


野村前監督の基本理念は、「理」と「知」。


世の中に存在するものはすべて原理原則、つまり「理」がある。
この「理」を意識できれば、あとは固定観念にとらわれず、臨機応変
に対応できる。
その上で必要なのが「気迫」や「気力」といった「気」。

「理」にかなった目標に向かって、「気」の力で進んで行くのです。
この両者がかみ合って、夢や思いが実現できるのです。


この理念を理解しても、思考や行動に反映できないのは、自らを変
える勇気や努力が足りないだけ。


一事を成し遂げた人は、どの世界でも通用するものです。
そのままビジネスにも当てはまる言葉です。


でもこのままの話で終わらないのが野村氏。
最後にこんなボヤキを残しています。


「楽天上層部と私の間に信頼関係があったのかと言えば、これは疑問
 です。
 ”クビ以外に話し合う余地はないのか”、と詰め寄っても、M会長もS社
 長 も”契約切れです”とにべもない。
 リーグ2位までチームを強くしても評価されず、とても誠意のある対応と
 は思えま せん。」

2009年12月11日 17:53 Author:リーダー
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首位交代。

消費不振の逆風が吹く中、外食産業の首位交代が相次いでいます。


牛丼では、長年首位の座を保っていた「吉野家」が、その座を「すき家」
に明け渡す見通しです。
国内店舗数では、すでに「すき家」が首位に立っていますが、売上高の
逆転も時間の問題となっています。


うどんチェーンでは、「丸亀製麺」が、店舗数で「はなまる」を逆転しまし
た。


回転寿司でも、「あきんどスシロー」が、6月の売上高で「かっぱ寿司」を
追い抜きました。


主役交代の裏には、各社の戦略の違いがあります。

「丸亀製麺」は、賃料の安い郊外に出店した上、店内での製麺実演の
パフォーマンスなど、集客の工夫もしています。
「はなまるうどん」は、地価の高い都市部中心の出店で伸び悩み、苦戦
を強いられています。


「すき家」は、不況下でも規模の拡大を追求し、「吉野家」は安定成長を
目指しています。


「あきんどスシロー」は、店内で魚をさばくというパフォーマンスと鮮度を
武器に、来店客数を増やしています。


縮小する一方のパイの奪い合いで、完全にレッドオーシャン化した外食
産業界。

今後の戦略の違いが、勝敗を分けそうです。


2009年12月10日 17:40 Author:リーダー
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「団塊モンスター」。

ある経済誌に面白い特集記事がありました。


タイトルは、「団塊モンスター」。
サブタイトルは、「2007年問題 団塊クレーマー現る」。


ご存じの通り、昭和22年から24年生まれを団塊世代と呼び、人口比率では
一番大きな世代です。
2007年から、この団塊世代の大量退職が始まっています。


この世代の特徴は、大人数の中で競争を勝ち抜き、人や組織を動かしてきた、
日本の高度成長を支えてきた、という自負とプライドが高いことです。
また「三持ち」とも言われ、「金持ち」「時間持ち」「知恵持ち」でいながら、会社
人間だったため、趣味がないことです。


この世代が持て余した時間で、各企業のコールセンターに次々と電話をかけて
来ているそうです。
決して悪意ではないのですが、上から目線で、自分の専門知識を生かせる、と
延々と講釈するそうです。


企業としても戦々恐々としているばかりではなく、このツワモノ揃いの団塊世代
のエネルギーをどう生かすか。
今企業の大きなテーマになっているそうです。


・・・私も近い世代ですから、他人ごとではないのですが・・・

2009年12月09日 17:48 Author:リーダー
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1対1のお付き合い。

久しぶりにカミナリを落としました。


京都のある大学寮の寮生さんの一部の方が、先日より夜間にインターネット
接続が不良とのことです。
通常はリモート(遠隔操作)で原因を特定し即対処できるのですが、今回は
リモートまで効かなくなり、まだ処理出来ていません。
状況から考えられるの原因はサイバー攻撃や特定のパソコンが悪性のウィ
ルスに感染して、ネットワーク障害を引き起こしていることです。

寮生さんと連絡をとりながら、いろいろと手を尽くしていたようですが、復旧
しなければ何の意味もありません。


私がその報告を受けたのは、今日の午後3時でした。

こういう場合は、現場で対応するのがベストです。
現地の協力会社では、スキル的に不安があります。
こちらから専門の技術者が飛ぶ必要があります。


即決で、午後4時の新幹線で、営業担当と技術担当を京都に向かわせま
した。
本日中には、復旧出来ると思います。


私がカミナリを落としたのは、明日向かうつもりだった、と聞いたからです。
明日伺うのがベストの選択なら分かります。
理由を聞くと、みんな予定がはいっている、とのことでした。
自分の都合なんです。
お客さまの都合ではないのです。


「顧客第一」「それでお客さまが喜びますか?」
を、理念の一つに据えながら、この体たらくです。


技術担当者は、八王子の別の現場から、すぐ向かわせました。


京都の該当するお客さま、本当に申し訳ございません。
私の教育不足でございます。


今後も1対1のお付き合いを大切にして参ります。
お許し頂けますようお願い申し上げます。

2009年12月08日 17:28 Author:リーダー
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究極の幸せ。

先日書いた「チョットいい話」の後日談になります。


73名の社員の7割が知的障害者のN社。

そのN社の会長が常々疑問に思っていたことがありました。

「施設にいれば楽なのに、わざわざ辛い思いをして工場まで通勤して、
 なぜ彼らは働こうと思うのか?」


ある日法事で知り合った住職に、その疑問を吐露しました。

住職は答えました。

「人間の幸せはモノやお金だけではありません。
 究極の幸せは4つあります。
 それは、人に愛されること。人に褒められること。人の役に立つこと。
 人から必要とされること。
 企業で働きたいと願うのは、社会で必要とされて、本当の幸せを求める
 人間の証しなのです。」


この記事は、こう結んでいます。


ニートに代表される「働かない若者」は、この究極の幸せを、労働を通じて
感じられなかったからではないだろうか。

周囲の欠点を互いに補い合い、働く幸せを感じられる環境のN社では、
仕事に誇りを持って笑顔で取り組む現場がある。
 

2009年12月07日 17:35 Author:リーダー
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