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地デジとタクシー無線の混信障害相次ぐ 近畿通信局、各地で対策計画 (2/2ページ)
混信はアンテナに地デジ用ブースター(増幅器)を設置している世帯で起きているとみられ、地デジの電波とともに近くを走るタクシー無線の電波を拾ってしまい、この電波がノイズとして増幅されるのが主な原因。タクシー無線の基地局に近い世帯では頻繁に起こる。また、地デジと周波数帯域が近いアナログ無線でも混信することがあるという。
京都市や和歌山市、兵庫県明石市、滋賀県守山市で被害を把握。いずれもNHK総合とローカル局(KBS京都、サンテレビジョン、テレビ和歌山、びわ湖放送)の電波は良好に受信できるものの、在阪の民放は混信により良好な受信が困難になっている。
このため、近畿総合通信局と近畿広域地上デジタル放送推進協議会は、アンテナと増幅器の間にタクシー無線の電波を取り除く特殊なフィルターを設置し、地デジの電波だけを通すことで混信の解消を目指す。来年度にかけ、被害の申告があり混信が実際に確認できた世帯から工事を行う。
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