2日間連続の民主党ヨイショ
テレ朝「スパモニ」の鳥越俊太郎氏は根っからの民主党びいきであからさまに民主党の擁護をするので見ていて痛々しい。
このように視聴者に一定の価値観を押し付けるのは明らかに不偏不党、公正中立を規定した放送法違反だと思う。
ここ2日間の鳥越氏の言動を見てみよう。
赤江珠緒キャスターがまず鳥越氏にコメントを求め、鳥越氏がなにかコメントすると「はい」と赤江キャスターが返事して、更に鳥越氏が続けるというパターンである。何かもうシナリオが出来ているという感じである。
テレ朝「スパモニ」(2009/12/16)
鳩山政権3ヶ月・・・難問続出
"約44兆円以内"の意味
どうなる国債発行額
赤江珠緒(キャスター)
「鳥越さん、日本の今後を左右する予算編成と言うことですが、どうなんでしょうか約44兆円の『約』というのは」
鳥越俊太郎
「約というのは、文字通り『約』なんでしょう」
赤江
「はい」
鳥越
「VTR見てたら、『迷走』とか『中途半端』とかいろいろ出てましたけど、確かにそうなんですよ。国民からすればちょっとイライラするところがあるんだけども。しかしよく考えてみるとね、半世紀以上に亘って自民党と自民党の下に居る中央官僚とのタグマッチで日本の国というのが作られてきたわけじゃないですか。それを3ヶ月前にようやく民主党政権が引き継いだばかりですよ。一挙に全部変えるというのは難しいですよ。僕はねえ、総合評価としてはよくやってるなと思います。中途半端だけど。ようやく端緒をみんなつけたから本格的には来年からだと思うんで、麻生政権がやってきた予算でも概算要求は官僚が作ったものがそのまま出ている。事業仕分けで一所懸命切ったけど真水で切れたのは実質6600億で、1.8兆円には届かないけど合格点はまあまあ取っているのではないかと。国民はそのくらいの○○(意味不明)で見てないとねえ・・・」
国民にもっと温かい目で鳩山政権を見るべきだと強要する鳥越氏。
しかし、3兆円削減すると大言壮語して、蓋を開けて見たら6600億円しか削減できなかったではないか。それもムチャクチャな削減で、科学者や芸術家や専門家の抗議でスパコン開発を初めてとして復活しているではないか。あの鳴り物入りの事業仕分けは一体なんだったのか。
取り上げた事業の節約事例を横展開して(串刺しにすると言っていた)他の事業に適用して数兆円の節約が出来るとこれも大言壮語したが、節約できたのは数億円。
テレ朝「スパモニ」(2009/12/17)
「党」小沢氏の"重点要望"に
「政府」鳩山氏どう答える?
「党」の小沢幹事長が2800件の自治体と業界団体からの陳情を18の重点項目にまとめて「政府」の鳩山首相に政策変更を要望した。
さのなかで、マニフェストの目玉だった子供手当てには所得制限をつけること、ガソリン税の暫定税率は維持することなど選挙中に有権者に約束したマニフェストが大幅に後退してしまった。
赤江珠緒(キャスター)
「鳥越さん、マニフェストを大幅に変えるという点が出て来てしまいましたねえ」
鳥越俊太郎
「はい、僕の考え方は、マニフェストというのは今回初めて行われた選挙ですねえ」
マニフェストは今回が初めてではない。
赤江
「はい」
鳥越俊太郎
「ある意味では実験的な性格も持っているわけで、一回マニフェストを決めたらもう何が何でもされをやらなくちゃいけないという、そういう原理主義みたいな教条主義では逆に言うとね国民の側から言うと、困るわけで、やっぱり経済状況もどんどん変っているし、実際に政権についてみて、いろんな財政状況をみた結果、ここは微修正した方がいいよというようなものがあれば、僕は国民の声をちゃんと聞いて微修正をする、そしてその結果を国民にちゃんと説明をすると、非常に透明化した、オープンにした形ならばそれはアリだと思いますね。そうしないと逆に、なんかもう身動きならいようになってしまうんじゃないですか?」
マニフェストは選挙に当っての国民との約束、公約であって、簡単に破るべきものではない。
マニフェスト実験的だというような無責任なものでもない。
経済状況はマニフェストに多大の影響を与えるほど「激変」していない。
民主党がマニフェストを出した時から自民党は財源を問題にしていた。民主党は無駄の節約と埋蔵金で十分賄えると言い張った。
しかし無駄の削減は出来ず、埋蔵金も思ったほどない事が分かった。
民主党は政権欲しさに嘘をついたのである。
やくみつる氏が厳しく民主党を批判する。
やくみつる
「事業仕分けで大義名分を作った。次はマニフェストの仕分けをしましょうという流れは当然予想がついた。ところが、事業仕分けの方は体育館でオープンにしたが、今度の場合はいきなり上からドカーンと降りてきて、所管の大臣は知らないとか聞いてないというような状況で随分大きな差が出た。
売りにしていた、票の獲得のために人気取りにしていた事が、重点的に(削減の)対象になっているのは『詐欺まがい』という言葉も使いたくなる。選挙の時から今の間に急にどうにかなったという訳ではなくて、あの時点で自民党は『そんな(財源)の出てくるわけない』と言ってたわけだから確信犯的な気がするな」
この時、背後に見えた鳥越氏の態度が面白かった。
やく氏のコメントを無視して一人だけ俯いて鉛筆回しをしていた。
いじけて片隅で鉛筆まわしをしている鳥越俊太郎キャスター
http://blogs.yahoo.co.jp/blogger2005jp/60652520.html
子供手当ての所得制限の問題点を赤江珠緒、東ちづる、三反園訓らが批判する中、鳥越氏はまったく無言。
小木逸平
「事業仕分けは全部見えたが陳情仕分けの部分は見えない」
鳥越
「いや、僕は見えてると思いますけど。党が言ったとオープンされてる(意味不明)。亀井さんも勝手な事言ってる。自民党の内閣だと、閣僚がああいうふうに違った意見を言って閣内不一致といって凄く問題になった。今回は閣内でもみんな言いたい事それぞれ言ってる。そういう意味では最終的にどうするかは勿論首相の判断なり基本政策・・・基本閣僚委員会ですか?、そこで決めるなりと言う形を取っている。僕は見えてる、凄くオープンになっていると思う」
2800件の陳情をどう仕分けて18項目になったのか全然オープンにされていないではないか。
鳥越氏は「国家戦略室」という名称をどうしても覚えられないらしい。以前も言えなかった。
朝日新聞の投書欄は「国家戦略」などいうのは戦時中を思い出して良くないという批判の特集をしていたくらいだから、鳥越氏も覚えたくないらしい。
鳥越氏もそうだが、連立与党の閣僚がみんな勝手気ままな発言をして、閣内不一致だと批判されると、大臣が何を考えているかよく分かって良い、これこそ政治主導だ、自民党はオープンにしなかったと支離滅裂な言い訳をして与党を弁護する。
このような有害電波を垂れ流す偏向テレビ局は放送免許を剥奪すべきである。
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by makomakomako
民主党びいきの鳥越俊太郎