いま勝手に注目している、参議院大阪選挙区(定数3)の清水ただしさん。
松竹芸能に3年所属していたそうで、たしかにしゃべりが面白い!
(党大阪府委員会のホームページで公開されていた動画から市田さんをカットしたものです・・市田さんすみません)
・・・・がんばろう。
先日の「慰安婦」意見書採択について、激励のメールがいくつも寄せられました。賛成討論を、掲載しときます。お暇があれば読んでください。
【ここから】
提案者の一人ではありますが、提案趣旨をより深める立場で賛成の討論をさせていただきます。
■いまこの意見書を出す理由
いま、この意見書が求められているのは、高齢になった被害女性が必死の思いで訴えているにもかかわらず、「慰安婦」は自ら望んでなったんだという主張があとを絶たないからです。
「強制連行の証拠がない」というのも、遠回しには同じ意味です。
被害者の証言では、朝から何十人という兵士の相手をさせられ、夜には足腰も立たなくなった。戦争の終わったあとも、何度も離婚されるなど差別され、故郷にも帰れず孤独な人生を送られているといいます。
いったいどこの誰が、そんな道を好んで選ぶでしょうか。
被害女性は、人前でその苦しみを話すうちに、緊張や恐怖のあまり卒倒されることすらあります。
このような方に、さらに侮辱の言葉を投げかけることは許されません。
政府が正式な謝罪や国民への教育をしてこなかったことが、このような主張を手助けしています。
政府の責任で、はっきりと国としての謝罪を行い、はっきりと教科書に書いて教え、間違った主張にはっきりと反論するべきです。
■地方議会からわざわざ意見書を出す理由
この問題は単に戦後補償としての問題にとどまらず、女性、ひいてはすべての人の人格が尊重されるかどうかのかかった、市民にとってもきわめて重大な問題です。
過去のことのみならず、いまも性暴力の被害があとを絶ちません。
そのとき、被害にあった方に対して、「あなたも悪かったんじゃないか」ということが少なからずあります。
また、私も含めた日本の男性が子どものときから簡単にアクセスしてきたポルノグラフィには、「慰安所」と何ら変わらない価値観があふれています。
女性の人格の軽視であるとともに、男性にとっても決して幸せなことではありません。
今、このような古い意識をのりこえて、性暴力のない、真に男女の平等な社会にするためにも、またすべての暴力の被害者の声にしっかり耳をかたむける社会にするためにも、この「慰安婦」問題に誠実に取り組むことは大前提ではないでしょうか。
■意見書の実行がきりひらく可能性
「慰安所」は数百ヶ所もあったといいますから、数千人の「慰安婦」がいて、利用した日本軍兵士は数万人はいたと考えられます。
これだけの関係者がいながら、問題は長く明らかになってきませんでした。
戦場という狂気の中で女性を傷つけたことに対して、償うすべもなく、黙って墓場まで持っていくつもりをされているということではないでしょうか。
しかし最近開かれている「慰安婦」被害者の証言を聞く集会では、幾人かの旧日本軍兵士が参加され、謝罪の発言もされています。
政府が謝罪をして積極的に真相究明の立場に立てば、国民からもきっと協力が得られ、真相究明と解決に前進できるものと思います。
それでこそ日本が、「国際社会において名誉ある地位を占める」ことができると確信します。
■最後に
最後に、「慰安婦」という言葉は、被害女性に対して非常に侮辱的な呼称です。歴史に残すためにあえて使用していますが、すべてカッコづきで使用しているということを申し添えます。
以上で賛成討論とします。
【ここまで】
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