遭難の片山右京さんら、登山計画書提出せず
12月19日8時44分配信 読売新聞
元F1レーサーの片山右京さん(46)が18日、強風の富士山で遭難した。
片山さんは救助されたが、同行した男性2人の安否は不明。3人とも登山経験があったが、パーティーは登山計画書を提出しておらず、静岡県警や専門家は「登山者は十分な安全対策を」と呼びかけている。
同県警地域課によると、2008年12月〜09年2月の冬季に静岡県内で起きた冬山遭難は5件(前年同期比1件増)で、死者2人、負傷者1人(いずれも前年同期比同じ)。富士山では07年、08年で1件ずつ発生している。
富士山について、県山岳連盟の木ノ内高嘉理事長(62)は、「富士山は周囲にさえぎるものがなく、夏に比べ冬は特に風が強い。この時期は、上に登るほど地面はアイスバーン状態で、非常に危険な山」と指摘し、「アイゼンをうまく使う技術が必要で、天候に応じて早めに引き返す判断も必要になる」と強調する。
冬山登山について、県警地域課は〈1〉余裕のある計画を立てる〈2〉天候の判断を慎重、適切に行う〈3〉装備は事前に確実に点検し、適切な使用に努める――などの安全対策を登山者に求めるとともに、登山計画書の提出を呼びかけている。
登山ルートや人数、日程などを記したもので、義務ではないが、同課は「万が一の時に捜索のポイントを絞り込める」として、事前に管轄の警察署などに出すよう呼びかけている。木ノ内理事長も「捜索する側が遭難者の食料の量や装備品などについても知ることができる」として計画書の提出を推奨している。
片山さんは救助されたが、同行した男性2人の安否は不明。3人とも登山経験があったが、パーティーは登山計画書を提出しておらず、静岡県警や専門家は「登山者は十分な安全対策を」と呼びかけている。
同県警地域課によると、2008年12月〜09年2月の冬季に静岡県内で起きた冬山遭難は5件(前年同期比1件増)で、死者2人、負傷者1人(いずれも前年同期比同じ)。富士山では07年、08年で1件ずつ発生している。
富士山について、県山岳連盟の木ノ内高嘉理事長(62)は、「富士山は周囲にさえぎるものがなく、夏に比べ冬は特に風が強い。この時期は、上に登るほど地面はアイスバーン状態で、非常に危険な山」と指摘し、「アイゼンをうまく使う技術が必要で、天候に応じて早めに引き返す判断も必要になる」と強調する。
冬山登山について、県警地域課は〈1〉余裕のある計画を立てる〈2〉天候の判断を慎重、適切に行う〈3〉装備は事前に確実に点検し、適切な使用に努める――などの安全対策を登山者に求めるとともに、登山計画書の提出を呼びかけている。
登山ルートや人数、日程などを記したもので、義務ではないが、同課は「万が一の時に捜索のポイントを絞り込める」として、事前に管轄の警察署などに出すよう呼びかけている。木ノ内理事長も「捜索する側が遭難者の食料の量や装備品などについても知ることができる」として計画書の提出を推奨している。
最終更新:12月19日8時44分
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