2009年12月18日 19時36分更新
新型インフルエンザのワクチンの接種について、岡山県は、中学生や高校生も冬休み中に接種が受けられるよう予定を前倒しして今月26日から接種を始めることになりました。
これは石井知事が、18日の記者会見で明らかにしたものです。
新型インフルエンザのワクチンは当初不足していたワクチンが確保される見通しになったことなどから、予定が次々に前倒しされ17日からは1歳未満の子どもの保護者と小学校高学年の児童への接種が始まっています。
岡山県では当初は来月からの予定だった中学生や高校生についても冬休み中に接種できるように前倒しして今月26日から始めることを決めました。
ワクチンの接種をめぐって厚生労働省の専門家会議は1歳から12歳までの子どもは2回の接種と決めていてそれ以外の人は原則1回とし、中学生と高校生の年齢にあたる13歳から18歳についても1回で問題ないという見解をまとめています。
石井知事は「中高生の中には受験を控えている人もいるので前倒しすることにした。浪人生を含め一般の成人にも早めに接種が出来るよう国に働きかけていきたい」と話しています。