女子の扱いはとにかく慎重に、だね
やっぱり幼女への「声かけ」は犯罪? おじいちゃんでもアウト
先日、大阪府警の「安まちメール」という防犯情報メール配信サービスで、「男が女子中学生に『ちょっとすみません』等とわいせつな言葉をかけた」という"声かけ事案"が配信され、「ブサメンは少女に声をかけただけで不審者扱いされるのか」と、ネット上で話題になった。だが、前回の記事で検証した通り、この事案に関しては、実際は他に「卑猥な言葉」を投げかけられていたが、メールが不特定多数の目に触れることに配慮して「等」という形で省略したことが明らかになっている。
ところが、ほっとしたのも束の間、今度は兵庫県警の防犯情報配信サービス「ひょうご
防犯ネット」で、70歳くらいの男が女子児童に「家どこ」「もう家に帰り」と声をかけたという事案が配信された。これも文面だけ見ると、不審者というより「子供を心配するおじいちゃん」といった感じだが、今回は「等」という文字が見当たらない。
配信内容は以下の通り。
11月30日(月)午後4時10分ころ、伊丹市野間北2丁目4番7号先路上で、声かけ事案が発生(警察認知 同日午後5時52分)。 男は、年齢70歳位、身長150センチ位、小太り、茶系のジャンパー、色不明のズボン。 下校中の女子児童に対し「家どこ」と声をかけ、同児童が「分からん」と答えると、「もう家に帰り」と言い、その場に立って児童が帰る方向をしばらく見ていた後、男はいずれかに立ち去り。
これも、わいせつな言葉を省略しただけなのだろうか? 「ひょうご防犯ネット」を運営する兵庫県警本部生活安全企画課に話を聞いた。
「この事案はメール配信された内容の通りです。明らかに親切で声をかけたと警察が判断できる場合は通報があっても配信しませんが、どちらともいえない場合は、基本的に全て犯罪情報として配信しています。今回の事案では、警察としても単におじいさんが子供を心配して声をかけただけ、という可能性も認識していますが、児童もしくは保護者が警察に通報したからには何かしら不審と感じる要素があったのだろうと考え、配信を決めました」
なんと、今回の事案は本当に声をかけただけで通報、不審者情報として配信されていたようだ。担当者によると、通報があっても親切で声をかけただけの場合や単なるナンパだったケースもあり、明らかに不審者でないと判断できる場合は配信されない。しかし、どちらともいえない場合は通報者の主観が優先されるようだ。
それにしても、少女に道を聞いたり親切心で声をかけただけで不審者扱いされる可能性があるとしたら、男としてはかなり怖い話なんですが......。
「親切で声をかけた人が不審者扱いされているのではないか、とのお叱りも確かに寄せられています。例えばニヤニヤしていたとか、挙動不審だったとか、なぜ不審者とされているか分かるような情報も入れることで、今後はできるだけ誤解を生まないような文面に改善していきたいと考えています」(前出・担当者)
うーん、女性と話す時は挙動不審になってしまう非モテやブサメンにとっては、何とも恐ろしい結果になってしまった。もちろん、声かけ自体を罰する法律はなく、仮に通報されたとしても声をかけただけで犯罪者にされることはない。だが、自分は親切で声をかけたつもりが、知らぬ間に不審者として情報配信されてしまう可能性があるのは事実のようだ。
声かけ事案が凶悪犯罪に結び付くケースもあり、防犯情報の配信は未然に犯罪を防ぐ大切なサービスなのは間違いない。しかし、どこからが「不審者」なのか、警察としても正確には判断しきれていない部分があるように感じられた。不審者扱いされないための対策として、万が一少女に話しかける必要に駆られた場合には、挙動不審にならないように注意するなど、極力相手に不安を与えないように気配りするしかなさそうである。
(文=ローリングクレイドル/Yellow Tear Drops)
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