3羽の雀の日記 RSSフィード

2009-01-02

弱きを助けるために矢面に立つ千葉英司さんの“男気”と、情報操作で他人の権利侵害を煽る矢野・朝木両「市議」の“下劣さ” ※軽く追記


そろそろ本筋である「東村山市民新聞」の話に戻りたいのですが、とくに動きもないし、2008年の更新状況をまとめるにはもうちょっと時間がかかりそうなので、先にクロダイ裁判第2弾について簡単に触れておきましょう。ちょっと日付が前後しますが、1月2日付の記事としてあげておきます(実際には1月4日にアップしたもの)。ネタ元は、昨日付の記事でも追記しておいた、次のスクープ記事です。


★Autocrat Watcher

今度は「法律家」対決、元副署長が行政書士の男性を提訴*1


訴えられたのは、クロダイブログに2008年9月5日付で掲載された記事の、主に次の部分ですね。


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私がとくに感銘を受けたのは、千葉さんが次のような主張をしているという点です。


 元副署長は訴状で、「万引き捏造事件なるものは存在しないし、洋品店経営者夫妻も当該宗教団体信者ではなく、万引き事件を捏造した事実もない」などと主張、インターネット上で洋品店前での抗議活動を批判する声が上がったことに触れた上で、行政書士の男性の関する記述は「騒動を正当化し批判に応戦するために意図的に万引き被害者と原告を誹謗したもの」と非難しています。


千葉さんは、自分の名誉を守ることもさることながら、もう裁判沙汰などまっぴら御免と感じているであろう洋品店経営者の名誉を守るために(2008年10月3日付〈市民の「恐怖心」に想像力を働かせようとしない公職(志願)者たち〉参照)、進んで矢面に立とうとしているのでしょう。


そのことは、裁判を通じて洋品店襲撃事件そのものも問題にしようとしているらしい点に、よく表れています。単に自分の名誉を守るためだけなら、クロダイが「騒動を正当化し批判に応戦するために意図的に万引き被害者と原告を誹謗した」などという、争いやすい論点をわざわざ持ち出す必要はない。「万引き捏造事件」の件と肖像権侵害(写真の掲載と落書き)の問題に絞った方が、よっぽど闘いやすいはずです。しかし、クロダイの記述をあえて洋品店襲撃事件と結びつけることにより、事件そのものを司法の場で問題にしたいと考えたのだと思われます。


ちなみにクロダイは、今回訴えられたものとは別の記事のコメント欄で、次のように洋品店襲撃を正当化しています(改行は修正)。


公開された洋品店前の映像を見る限りでは、私は西村さん達の行動が不法行為だとは思いません。不法行為だと言うなら洋品店の関係者が告訴や提訴をすればいいだけのことです。「公正・公平」な裁判であれば、正しい判決が下るでしょう。


ジャーナリスト気取りの瀬戸サンなどとは違い、いちおう法律家の立場にある者の発言ですから、襲撃正当化の責任を問う相手としては適当でしょう。この点、凪さんの次のコメント(5番)に、私も完全に同意します。


法律家でありながら、東村山市のブティックに襲撃する仲間の街宣参加者を止めようともせず、その襲撃を身を張って防ぎ、暴徒が逮捕されるのをある意味防いだ千葉氏に顔に落書きし、しかも未だに街宣でブティックの店主が創価学会員で万引きをでっち上げたと言う法律家のどこが支持できるのかという話です。


思えば千葉さんは、矢野・朝木両「市議」等を相手どった数々の裁判を闘う中で、両「市議」によって被害を受けてきた市民への思いをしばしば口にしてきました。以下、エアフォースの関連記事より。


「・・・これまで矢野氏と朝木氏がビラやFM放送で重ねてきた情報操作や脅しによって傷つけられてきた市民は数知れない。彼らの行為は市議としてという以前に、人間として許されるものではない。いかなるかたちであれ、今後も彼らとは徹底的に闘っていくつもりだ」(〈FMひがしむらやま裁判(二次)判決〉)


「朝木明代氏の万引きを『冤罪』とし、自殺を『他殺』と宣伝することは、とりわけ被害者の正直な申告を虚偽と決めつけることで、断じて許すことはできない。今回の判決は、保身のためにはどれほど人を傷つけようと何の痛痒も感じない矢野氏と朝木氏の特異な本質をよく理解した上でのものと考えている。今後も彼らとは徹底して闘い続けるつもりだ」(〈エフエム東村山・東村山市民新聞併合事件控訴審判決〉)


「本件記事は、故人の訃報にかこつけ、故人が反論できないことにつけ込んで13年前のデマを蒸し返した悪質なもので、人の死をも自己宣伝に利用する矢野・朝木の特異性を示している。この判決によって、矢野・朝木によるデマの被害者の1人である故木村芳彦氏の無念さを少しは晴らせたのではないかと思う」(〈インターネット「東村山市民新聞」裁判判決〉)


「『東村山の闇』では私だけでなく、他の捜査員もまた事実の隠蔽に加担したかのように書かれた。この判決によって、矢野氏らの虚偽宣伝に耐えながら地道な捜査を続けた捜査員たちの無念さを少しでも晴らせたのではないかと思う」(〈『東村山の闇』裁判・インターネット「創価問題新聞」裁判判決〉)


これこそ“男気”というものではないでしょうか。東村山に“侍”と呼ぶべき人がいるなら、千葉さんこそがまさにその人だと思います。「愛国」だの「護国」だのと口にしながら弱いものいじめを続ける連中には、千葉さんの爪の垢でも煎じて飲んでもらいたい。爪の垢どころかウンコを煎じて飲んでもらいたいぐらいですが、千葉さんもそれは提供したくないでしょうから、爪の垢で我慢します。


一方でクロダイはといえば、自分に言い聞かせるように、次のようにコメントする始末。


千葉英司氏は、何度も敗訴し、おまけに訴訟の取下げまでしてますね


しかもネタ元が「東村山市民新聞」ですから話にならない(文末資料参照)。このあたりの話に関する矢野・朝木両「市議」の醜い情報操作ぶりは、2008年11月2日付〈千葉さん関連裁判で連戦連勝を偽装する矢野・朝木両「市議」〉、同11月28日付〈もはや犯罪的な裁判情報の操作と、だまされ続ける側の罪〉などで、とっくに指摘済みです。こんなディスインフォメーションを拡散させることがどう「公益のため」になるのか、教えていただきたいものです。


もっとも、クロダイがこのように「東村山市民新聞」にすがりつくことで、一連の騒動への矢野・朝木両「市議」の関与と責任がますます浮き彫りにされますから、それはそれで結構なことかもしれません。そもそも矢野・朝木両「市議」が下劣な情報操作を続けていなければ、洋品店が襲撃されることもなかったし、千葉さんが数々の裁判を闘う必要性もなかったわけですから。


そうそう、クロダイブログのコメント欄では、クロダイの書き込みを真に受けて、次のような間の抜けたコメントをしている人もいました(改行は適宜修正)。


この千葉という人は、何度も訴訟を起こしては敗訴や取り下げをしているのですか。

どれだけお金持ちなんでしょうかw

お金と暇がないと、こんなマネはできません。

黒田先生、微力ですが応援しています。

皆さんのカンパ箱のアイデアはとても良いと思います。

あいこ 2009/01/04 11:35


東村山市民新聞」にも書いてあるように、千葉さんは弁護士をつけない本人訴訟が基本みたいですよ。「お金と暇がないと、こんなマネはできません」というセリフは、結構な議員報酬をもらいながら市政そっちのけで裁判ばっかりやり、自分たちが負けるだけならまだしも、市民の血税を無駄に使わせている矢野・朝木両「市議」に向かって言ってくださいね。


それにしても、「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」というのは兵法の基本中の基本だと思いますが、瀬戸サンにしろクロダイにしろその支持者の皆さんにしろ、そんな発想は微塵もないんですね。自分たちが信じたい情報だけ信じて、無駄に気勢をあげるだけ。誰か、エア創価と戦うオンラインゲームでも作ってあげてください。


【追記】(1月4日)

上述の“あいこ”さんですが、今度は次のようなコメントを残していました(改行は適宜修正)。


千葉さんもそうですが、カルト系ブロガーの皆さんもご自身の言動に注意された方がよさそうですね。


対アメブロ(荒井による名誉毀損)勝訴判決

http://www.higashimurayamasiminsinbun.com/page178.html

平成20年9月5日判決言渡

http://www.geocities.jp/shiminshinbun_web/ameburo080905


あいこ 2009/01/04 21:31


なるほどC.I.Lの荒井さんを「カルト系ブロガー」と決めつけているわけですね。ほんとに認定がお好き、というよりそれしかできないんですね(11月22日付〈瀬戸サンによる「創価」認定の経緯を検証する〉も参照)。この判決も、どう見たってブーメランなんですけどね。まあ、コメント欄の管理責任はクロダイセンセーにありますから、引き続きがんばってくださいね!


ちなみに、このコメントのすぐ上では、“?!?!?”さんが「戦闘前に戦意を喪失させるのは平方の初歩の初歩」と書いていました。ちょうど私も本文の文末で「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」という言葉を紹介しておいたのですが、クロダイセンセーには、「兵法」という字も正しく書けず、おまけに情報を一切出さないことが「情報戦」勝利への秘策だと思っている頼もしい軍師さんがついていらっしゃるようなので、安心ですね!


【資料】矢野・朝木両「市議」をネタ元にして、千葉さんに対して必死のネガティブキャンペーンを展開するかわいそうなクロダイ

*クロダイブログ〈今年は、情報発信のネット活用をさらに強化します。〉のコメント欄より。改行は適宜修正。

応援下さる皆様のご支援やご協力とお気持ちに感謝いたします。

千葉英司氏は、何度も敗訴し、おまけに訴訟の取下げまでしてますね。


約20件もの本人訴訟を朝木明代議員遺族、同僚らに対して提起・・・

http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/page029.html

判決書

http://www.geocities.jp/shiminshinbun_web/chibakousai.html

また訴訟取り下げ、結審予定日に!

http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/page150.html

また東京高裁で逆転敗訴!千葉英司元副署長は上告せず、矢野・朝木議員勝訴確定。 (08.08.28)

http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/page183.html

クロダイ 2009/01/04 11:20


他にも情報を知りたい方はこちらで

↓↓

創価問題新聞

http://www.geocities.jp/sokamondai/

東村山市民新聞

http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/index.html


他の裁判でも判決書に「供述は信用できない」旨の記載があるそうで。

クロダイ 2009/01/04 11:29


〔中略〕


東村山市民新聞や創価問題新聞は現役の東村山市議が管理していて、公開OKな公文書である判決文も掲載されています。

さまざまな事例を扱っていますので、公益のために、より多くの方にアドレスや判決書を教えて差し上げましょう。

クロダイ 2009/01/04 14:31

*1:2009年9月10日、リンク先をWAWのアーカイブ記事に変更。

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