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シー・シェパード、日本の監視船に妨害活動
反捕鯨を掲げるアメリカの環境保護団体「シー・シェパード」が日本時間17日午後、日本の監視船に対して、妨害活動を行ったと水産庁が発表した。先月、日本の調査捕鯨船が出航して以来、初めての妨害活動となる。
水産庁によると、日本時間17日午後、南極海でシー・シェパード所属の「スティーブ・アーウィン」号が、調査捕鯨船を守るための監視業務を行っていた「第2昭南丸」に対して妨害活動を行った。向かって来るスティーブ・アーウィン号に、第2昭南丸が警告放送や放水を行ったところ、スティーブ・アーウィン号は針路にロープを投入し、乗組員に向けて、緑色のレーザー光線のようなものを照射したという。船の損傷や乗組員の被害はなかった。
水産庁は、「今後も予断を許さない」として、引き続き監視活動を続けている。
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