広島放送局

2009年12月18日 18時55分更新

県教委 教諭7人を懲戒処分


広島県教育委員会は、車いすの生徒を車いすごと倒した教諭など、あわせて7人の教諭を減給や戒告の懲戒処分にしたと発表しました。

県教育委員会は18日記者会見し、18日付けで7人の教諭を減給や戒告の懲戒処分にしたことを明らかにしました。
このうち県立の特別支援学校に勤務する47歳の男性教諭は、平成16年から20年にかけて、車いすの女子生徒2人を車いすごと倒したり、別の女子生徒を体育館の倉庫に閉じ込めたりしたということです。
この教諭は「悪ふざけをしてしまった」と話しているということで、減給10分の1、6か月の懲戒処分を受けました。
また同じ学校に勤務していた43歳の男性教諭は、平成16年度に男子生徒を体育で使うマットにはさんで、身動きがとれないようにしたうえで、ズボンをずり下ろすなどしたということで、戒告の懲戒処分を受けました。
相次ぐ教諭の不祥事について県教育委員会は、研修会などを通じて、教員のモラルの向上を図ってい
きたいとしています。