2009年12月18日

震災に備える国家備蓄材ニューディールを

今朝も、地震がありました。

 

「友愛ぎふと読本」にはこのように記されています。

 

◇テーマ 間伐材<今から勢力→→>国内外の大震災や津波やなどのハリケーンなどの大災害に備えた国際規格の「国家備蓄材」や、耐震性強化木材に加工されます。

<←←これまで族>その場に放置しておきます。  
◇テーマ日本は資源国<今から勢力→→>日本の国土の3分の2は枯渇することがないバイオマス(森林)に覆われています。これから、10年〜30年かけて資源の森を再整備することにより、日本はバイオマス資源の輸出国になります。産出される莫大な日本材は、捨てるところなくすべてが材木やエネルギー資源として活用され、持続可能で世界一の超循環社会を生み出す「一大資源」になります。友愛グリーン・ニューディールを目指す今から勢力→→はそう信じて疑いません。

<←←これまで族>これまでは、外国から言われるままに、温室効果ガスを出す石油資源を最大のエネルギー源として購入してきました。外国から言われるままに、外国の木材を輸入し、いまでは地方都市の森林に囲まれたホームセンターでは、カナダや北欧産の木材(2×4材)が人気商品として大量に販売されているという、アンビリバボーな現象が生じています。これまで族はこうした旧来型の商売を守ることに懸命になるに違いありません。 <終了>

 

日本の固定観念の一つは、日本の杉やヒノキは日本規格に合わせるしかないというものです。外国や、外国から木材を輸入して大儲けしている商社が巧みに日本社会にインプットしたこの観念を、日本人は(私以外の)誰一人疑わないのです。

 

私は過去に、このような記事を書きました。

 

子供たちに夢を! 夕張市で600億円創出プロジェクトを

 

※過去記事に少々手を入れたものです。経済活性化対策の起爆剤になると思います。その理由は、定額給付金分の2兆円があれば、年収400万円の勤労者を50万人生み出すことができるからです。

 

◇発想の転換
・2×4材は基本的には見えない所で使用する材木です。つまり、「見た目」にこだわる必要が全くない材木であるということです。2×4材は虫がくっていても、穴が空いていても、変形さえしていなければ材木としての利用価値がある材木である、そのように発想を転換することが「一石何鳥」を得る出発点になります。


・欧米産の2×4材を「一級品」とした場合、国内で生産する2×4材はこの「一級品」とバッティングしない「三級品」を主流とします。このプログラムがスタート時は備蓄材の生産が主になりますが、海外への輸出品や国内流通品は、一級と三級の間の「二級品」が大量生産されることになります。アメリカ材やカナダ材とバッティングさせないという発想こそが、このプロジェクトの成功の秘訣なのです。


◇2×4材が有利な理由
・2×4材の基本的長さは1,8m(38ミリ×89ミリ×1820ミリ)です。つまり、日本規格の丸太の長さ(2,5m〜4m)に切り出さなくてよいということです。切り出す長さを1,8m程度にすることにより、日本の知恵の結集である「四輪駆動の軽トラック」が大活躍します。軽トラックは小型であるため、森林開発用の「スーパー林道」は必要ありません。このプロジェクトを進めるにあたっては、機材と製材を運搬できるだけの作業道で十分対応可能です。

<終了>

 

大震災が起きてからでは遅いのです。

 

大量の雇用や、川下産業を生み出す国家備蓄材の開発に税金を投入して、誰が反対するでしょうか。

 

チーム・ハートウォーミングは、元々木工家の集まりです。木のことは知りつくしています。ご心配な点には答えたいと思いますので、「できない理由」があれば、お知らせいただければ幸いです。

 

メールの宛先

plainfolk@gps-company.jp