2009年12月17日 23時15分更新
新型インフルエンザに感染した真庭保健所管内の40代の男性が17日死亡しました。
岡山県内で新型インフルエンザに感染した患者が死亡したのは今回が初めてです。
死亡したのは真庭市と新庄村を管轄する真庭保健所の管内に住む40代の男性です。
県によりますと、この男性は発熱やせきなどの新型インフルエンザの症状が出て今月8日に医療機関を受診しましたが、その後、容態が悪化して17日午前10時半に真庭保健所管内の医療機関で死亡しました。
診察した医師などによりますとこの男性は糖尿病の持病があり、新型インフルエンザによる脳炎や脳症になった可能性はあるということですが、現時点で新型インフルエンザとの因果関係はわからないということです。
厚生労働省によりますと新型インフルエンザに感染した患者が死亡したのは岡山県内では初めてで国内では118人目になるということです。
県健康対策課の則安俊昭課長は「過度に恐れる必要はないが感染が疑われる場合は迅速に医療機関を受診するとともに重症化を防ぐためにワクチンを接種してもらいたい」と話しています。