岡山放送局

2009年12月17日 23時15分更新

感染影響 冬休み短縮の学校も


県教育委員会によりますとインフルエンザの感染拡大で県内の小中学校では学級閉鎖などが相次いだため美作市や奈義町などで少なくとも5つの小中学校が冬休みを短縮して授業を行うことを決めました。

このうち、美作市の作東中学校は今月22日に2学期の終業式を行った後、24日と25日の2日間、補充授業を行うことにしました。この学校では、先月インフルエンザに感染する生徒が増えたため、全ての学年で3日から4日授業を休んだということで、補充授業は年間の時間数の多い数学や英語のほか、中学3年生は目前に迫っている高校入試への対策にもあてることにしています。
中学生たちは「冬休みにわざわざ出てくるのは嫌だ」とか「勉強の遅れを取り戻したい」と話していました。
県教育委員会によりますと、子どもたちへの感染のピークだった先月下旬には学級閉鎖などの措置をとった学校がおよそ200校も集中した日があったということで補充授業の必要な学校は小中学校と高校であわせておよそ80校にのぼり、学校によっては通常6時間の授業に加えて7時間目の授業を行うところもあるということです。