岡山放送局

2009年12月17日 23時15分更新

全国体力調査結果 平均上回る


小中学生の体力をはかる「全国体力テスト」の結果が発表され、岡山県の子どもたちの走ったり投げたりする力は全国平均を上回っていることがわかりました。

「全国体力テスト」は全国の小学5年生と中学2年生を対象に50メートル走やボール投げ、それに反復横跳びなど8種目の実技のテストを行ったり生活習慣を調べたりするもので去年から始まりました。
文部科学省のまとめによりますとことしの実技テストを点数化した合計で岡山県は小学生、中学生ともに全国平均を上回りました。
これを47都道府県の中でみますと、小学生の男子は全国で9位、女子は17位で、中学生の男子は16位、女子は18位となっています。
岡山県では去年のテストでは参加した学校がおよそ18%と少なかったことが課題でしたが、ことしは小学校で99.3%、中学校は98点2%とほとんどの学校が参加しました。
岡山県の保健体育課は「参加校が増えても全国平均を上回ったことは良いことだと考えている。結果を詳しく分析して今後の体育の指導に生かしていきたい」と話しています。