2009年12月16日 14時20分更新
岡山市がことし導入した家庭ごみの有料化によって、市が目標としていたゴミの排出量の10パーセント削減が達成できる見通しとなりました。
岡山市では、ごみの排出量を減らすことを目的に、ことし2月から家庭ごみを出す際に市が指定した有料のごみ袋を使うことを義務づけています。
岡山市がこれまでのごみの排出量をもとに試算した結果、今年度は可燃ごみが2万4000トン、また不燃ごみが2000トン、それぞれ前の年度より少なくなる見込みで、市が目標としていたごみの排出量の10パーセント削減が達成できる見通しとなりました。
また、有料ゴミ袋による収益はおよそ5億円が見込まれ、リサイクルの推進や地球温暖化対策の事業に活用されるということです。
岡山市は「市民に有料化の趣旨を理解してもらい、家庭でもゴミの減量に取り組んでもらえた結果だと考えている。今後も啓発に努めていきたい」と話しています。