岡山放送局

2009年12月16日 14時20分更新

津山で弥生住居の復元作業


弥生時代に人々が暮らしていたたて穴式住居を復元する作業が、津山市で進められています。

復元作業が進められているのは、津山市の史跡にもなっている「沼弥生住居址群」のたて穴式住居です。

この場所には、もともと復元されたたて穴式住居がありましたが、老朽化が進んだことから、今回、25年ぶりに、屋根のふき替えだけでなく建物の骨組みも含めた本格的な改修が行われています。
たて穴式住居は、直径およそ7メートル、高さ4.7メートルです。

復元作業では、建物を支える5本のヒノキの柱や屋根の基礎になる丸太を縄でしばり、その上に厚さ50センチほどのかやを敷き詰める、弥生時代そのままの方法で進められています。

復元作業は、先月から始まり、今は、屋根の仕上げの作業が行われています。

この復元作業は、今月末まで続けられ、年明けの1月には内部を仕上げ完成する予定だということです。