[131]
すっかり「読売不要論」へと変貌、いや成長した『ベースボール不要論』であります。こんにちは。
『読売』を つぶしニッポン 再起動!!!
『読売』を 消せばニッポン 見違えるっ!!!
そう私は確信しとるわけですが…、今日はですね、ちょこっと脱線します。サッカー、Jリーグの話です。
い〜や〜、参ったなぁ〜。今度は「ギラヴァンツ」だそうですよ。まいった、まいった、マイルズ・デイヴィスです。もううんざり、という方も多いんじゃないでしょうか?(そうだという方はゼシ声を上げてくださいね)
来季からJ2に参戦するニューウェーブ北九州が「ギラヴァンツ北九州」と名称を変えるのだそうです。「ギラヴァンツ」とは、北九州市の市花であるヒマワリのイタリア語「ジラソーレ」(girasole)と、前進を意味する、同じくイタリア語の「アヴァンツァーレ」(avanzale)を組み合わせた造語なのだそうです。はぁ〜、はぁ〜、そうですか。とってもステッキなお名前ですね〜。よく考えまちたね〜。(ヒマワリならば sole の部分が重要と思われますがね)
で、いったい何なんでしょうか、このセンスのなさ、恥の感覚のなさは? 月亭八方の息子じゃあるまいし。
この国の大手マスメディア群は、サッカー界が推し進める「地域」中心のスポーツ振興に対し、さりげな〜く反旗をひるがえしています。みなさん、気づいてますか? 彼らは「アントラーズ」「レイソル」などの愛称のほうばかりを強調し、「鹿島」「柏」などの地域名は極力言わないように努めてるんです。MLBもそうでしょ? 「ニューヨーク」だの「シアトル」だのはあまり言わず、「ヤンキース」とかそっちのほうを積極的に言うわけです。そりゃそうですね。この国を「企業・学校」中心のブサイクなスポーツ国家にしたのは奴らなんですから。
で、この北九州のクラブも、「北九州」という地域名ではなく、この「ギラヴァンツ」という奇っ怪な造語のほうをガンガン奴らに言われてしまうことになるのですが、ホントにそれでいいの? 覚悟はできてるの?
あともう一つ。このクラブが強くなったらどうなるか、をよ〜く考えていただきたい。強くなったら世界中に知れ渡るわけです。将来、鹿島やガンバのような日本を代表するクラブになったら、世界中のサッカーファンから「ギラヴァンツってどういう意味?」と聞かれることになる。答えるの? ホントに? 笑われるよ。私なら「ごめんなさい。日本人、バカなんです」ってペコリ。
はい、終わります。ま、これはもう言っても無駄ですね。でも、「ヴィッセル」「コンサドーレ」あたりで止めてほしかったぁ〜、というのが私の本音です。本音を吐露しただけ。はい、さようなら。(つづく)
× × × × ×