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仙台ホテル跡地 複合飲食施設を計画 最大5年暫定営業

 31日で営業を終了するJR仙台駅前の仙台ホテルの跡地について、ホテルの土地、建物を所有するオリックス不動産(東京)は、複合飲食施設を設置する方針を固めた。飲食施設は、2011年から4、5年間の暫定的な営業になる見通し。その後、15年ごろをめどに隣接する「GSビル」との一体開発による複合型ビルの着工を目指す。

 同社は構想概要を地元関係者に伝えた。それによると、飲食施設の開業は、ホテルの解体工事が完了する11年初め以降を予定。約2740平方メートルのホテル跡地に、庭園や小道を配した低層階の建物を建設し、飲食や物販のテナントを誘致する計画。規模やテナント構成などについて来春をめどに詰めていく。

 ただ、飲食施設の営業は暫定的になる見込み。ホテルと隣接する「GSビル」と合わせた土地約3770平方メートルの一体開発が控えるためで、同社は2015年から16年の間に複合ビルの着工をしたい考え。新ビルはホテルと商業施設、オフィス用賃貸スペースなどを想定している。

 同社は新ビルにホテルが入居する場合、「仙台ホテル」の名称を継承することも検討している。
 飲食施設や複合ビルの計画について同社は「具体的にはまだ決まっていない」(同社幹部)と話している。


2009年12月15日火曜日

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