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2009年12月15日(火) 19:25 |
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内海ダム再開発、香川県議会で可決
地元の住民が賛成、反対に別れ揺れる小豆島の内海ダム再開発事業ですが、ダム本体工事の契約を業者と結ぶ議案が、15日の香川県議会で賛成多数で可決しました。
国からの補助金がどうなるのか、いまだ不透明ですが、香川県は今年度中に本体工事に着手したい考えです。 議案は、県が内海ダム再開発の本体工事の契約について議会の了承を得るため提案していました。 採決を前に、4つの会派が反対の討論を行いました。 民主党は、「国の有識者会議が作る新たな基準に沿ってダムが必要かどうかを考え直すべき」、共産党とみどり香川は「事業自体が必要ない」として反対しました。 しかし、議会の最大会派の自民党と公明党が賛成にまわったため、議案は、賛成多数で可決されました。 内海ダムへの国の補助金が付くかは不透明ですが、香川県は、これを受けて今年度中の本体工事着手に向け手続きを進めたい考えです。
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