関西テレビの「あなたの知らないお仕事MAP!」という番組で、韓国のプロゲーマーが紹介されていたようです。
うちは関東なんで当然見れなかったんですが、公式サイトでは以下のように掲載されていました。
「遊ぶ」だけで高収入!
しかもアイドル並み人気!!
韓国の「ゲーマー」事情とは!?
「遊ぶ」だけで?高収入?
ちょっとこの紹介の仕方無いんじゃないの?
プロゲーマーというのは"遊び"ではない、歴とした職業です。
まぁ、日本ではそもそも認知度が低いため、一般的に言えばパソコンやゲームはオタクと呼ばれ差別されてしまうのも仕方ないと思う。
でもちょっと待って。間違った情報というか・・・認識の違いなんだろうけどこういう表記の仕方は納得できないなぁ。
僕はFPSやRTSをスポーツだと認識しています。(もちろんそれだけじゃないですが)
人によって考え方が異なるし、自分の考えを強要しようとは思わないけど
彼ら(プロゲーマー)はとにかく本気なんです。
賞金だとかそういうものは関係ない。強くなって有名になって、支えてもらってるスポンサーのためにもファンのためにも結果を出そうと必死にゲームをプレイしてるんですよ。
それが彼らの誇りなんです。
例えるならプロ野球選手だって、プロサッカー選手だって同じです。
普段野球をしたりサッカーをしたりする分には「遊び」でいいと思いますよ。
ただ一線を越えればそれは遊びじゃなくなるんです。
僕も一時期Counter StrikeというFPSでプロゲーマーやってました。
元々そういう意識はなかったんですが、5人で本気になってプレイしてたらスポンサーがついて、
デバイス等の提供や世界大会へ参加するための渡航費や宿泊費を負担していただいてました。
スポンサーがついたからには結果を出さなきゃならないので、みんな必死にゲームをプレイしてました。
昼間は海外クランのDemoを見て研究したり、BOTでaim調整、
21時頃集合して、1時ぐらいまでチームで練習。それをほぼ毎日みんな誇りをもってやってました。
ただ、なんていうか「辛い」の一言でしたね・・・
毎日同じことやって、結局ほとんど結果を出せませんでした。
2005年のCPL Winterを最後にスポンサーとの契約が切れ、
一緒に頑張ってきたメンバーの一部が辞めてしまったため、僕のプロゲーマー生活に終焉が訪れました。
一番成績が良かったのはCPL Summer 2005のBest 12だったかな。
自分、XrayN、paranoiac(JING)、Tak、Iceberg、Nao-K(manager)、Buddha(sponsor)で勝ち取りました。
それが最初で最後の僕らが出した唯一の結果でした。
遊びが仕事になってしまうとどうしても純粋に「ゲーム」として楽しめなくなってしまいます。
毎日同じことの繰り返しで作業と化してしまう・・・
やってて楽しくないのに何でやらなきゃいけないの?って思った時期もありましたね。
当時仕事もしてなかったからお金もなかったし、
とにかくなかなか結果を出せない現状が嫌になって投げ出したくなった時も多々ありました。
ただ勝った時の喜びだったり、世界大会行って他国の人と交流したりと別のところで楽しみが広がりました。
もちろん今も、色んな方から声かけていただいたりするので経験が活きてるんだなぁと実感してます。
辛かったけど、今までやってて良かったなぁって素直に思いますね。
こういった事を素直に受け入れてくれた両親に大変感謝しています。
プロゲーマーというのは過酷なんです。
決して「遊び」では成り立たない職業です。
そこら辺、もうちょっとしっかり調査する必要があったんじゃないかなと。
こういう記事を書くのは久しぶりな気がします。


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うちは関東なんで当然見れなかったんですが、公式サイトでは以下のように掲載されていました。
「遊ぶ」だけで高収入!
しかもアイドル並み人気!!
韓国の「ゲーマー」事情とは!?
「遊ぶ」だけで?高収入?
ちょっとこの紹介の仕方無いんじゃないの?
プロゲーマーというのは"遊び"ではない、歴とした職業です。
まぁ、日本ではそもそも認知度が低いため、一般的に言えばパソコンやゲームはオタクと呼ばれ差別されてしまうのも仕方ないと思う。
でもちょっと待って。間違った情報というか・・・認識の違いなんだろうけどこういう表記の仕方は納得できないなぁ。
僕はFPSやRTSをスポーツだと認識しています。(もちろんそれだけじゃないですが)
人によって考え方が異なるし、自分の考えを強要しようとは思わないけど
彼ら(プロゲーマー)はとにかく本気なんです。
賞金だとかそういうものは関係ない。強くなって有名になって、支えてもらってるスポンサーのためにもファンのためにも結果を出そうと必死にゲームをプレイしてるんですよ。
それが彼らの誇りなんです。
例えるならプロ野球選手だって、プロサッカー選手だって同じです。
普段野球をしたりサッカーをしたりする分には「遊び」でいいと思いますよ。
ただ一線を越えればそれは遊びじゃなくなるんです。
僕も一時期Counter StrikeというFPSでプロゲーマーやってました。
元々そういう意識はなかったんですが、5人で本気になってプレイしてたらスポンサーがついて、
デバイス等の提供や世界大会へ参加するための渡航費や宿泊費を負担していただいてました。
スポンサーがついたからには結果を出さなきゃならないので、みんな必死にゲームをプレイしてました。
昼間は海外クランのDemoを見て研究したり、BOTでaim調整、
21時頃集合して、1時ぐらいまでチームで練習。それをほぼ毎日みんな誇りをもってやってました。
ただ、なんていうか「辛い」の一言でしたね・・・
毎日同じことやって、結局ほとんど結果を出せませんでした。
2005年のCPL Winterを最後にスポンサーとの契約が切れ、
一緒に頑張ってきたメンバーの一部が辞めてしまったため、僕のプロゲーマー生活に終焉が訪れました。
一番成績が良かったのはCPL Summer 2005のBest 12だったかな。
自分、XrayN、paranoiac(JING)、Tak、Iceberg、Nao-K(manager)、Buddha(sponsor)で勝ち取りました。
それが最初で最後の僕らが出した唯一の結果でした。
遊びが仕事になってしまうとどうしても純粋に「ゲーム」として楽しめなくなってしまいます。
毎日同じことの繰り返しで作業と化してしまう・・・
やってて楽しくないのに何でやらなきゃいけないの?って思った時期もありましたね。
当時仕事もしてなかったからお金もなかったし、
とにかくなかなか結果を出せない現状が嫌になって投げ出したくなった時も多々ありました。
ただ勝った時の喜びだったり、世界大会行って他国の人と交流したりと別のところで楽しみが広がりました。
もちろん今も、色んな方から声かけていただいたりするので経験が活きてるんだなぁと実感してます。
辛かったけど、今までやってて良かったなぁって素直に思いますね。
こういった事を素直に受け入れてくれた両親に大変感謝しています。
プロゲーマーというのは過酷なんです。
決して「遊び」では成り立たない職業です。
そこら辺、もうちょっとしっかり調査する必要があったんじゃないかなと。
こういう記事を書くのは久しぶりな気がします。
Copyright(C) 2002-2009 i-cafe Co., Ltd. All Rights Reserved.
この記事へのコメント
自分はそんな経験ないですけど その意見には共感できます 自分も勝ちたいと思ったら遊びじゃなくなります
マスコミもあてになりませんね
マスコミもあてになりませんね
2009/12/14(月) 13:34 | URL | TeN #A1vz8dvw[ 編集]
凄く同感です。
ただKeNNyさんが仰る通り、今の日本でそのことを言っても周りのひとたちは中々分かってくれないというのが辛いですよね。
日本のFPS界を担う先人としてこれからも頑張ってください。
ただKeNNyさんが仰る通り、今の日本でそのことを言っても周りのひとたちは中々分かってくれないというのが辛いですよね。
日本のFPS界を担う先人としてこれからも頑張ってください。
2009/12/14(月) 14:07 | URL | #-[ 編集]
たしかに「遊び」って表現はよくないかな。
でも例えをプロ野球とかプロスポーツに例えるのは違う気がする。
まず世間、社会的立場が全然違うでしょ、かといって他に例えるものも見つからん。
結局プロゲーマーって何なんだろうか。
でも例えをプロ野球とかプロスポーツに例えるのは違う気がする。
まず世間、社会的立場が全然違うでしょ、かといって他に例えるものも見つからん。
結局プロゲーマーって何なんだろうか。
2009/12/14(月) 14:12 | URL | #-[ 編集]
プロゲーマーなど、ゲームを仕事として収入を得ている人はたくさん居ますが、その人たちをみて「遊んで金もらえるのか」なんていう人も居ますが、収入を得ているんだから、列記とした"仕事"。
肉体労働の仕事もあれば、FPSを仕事とするのもいいと思う。
野球やサッカーだって、仕事としてやってなければ"遊び"なんだから。
それを、"好き"以上になったとき、"仕事"に変わるんだと思う。
肉体労働の仕事もあれば、FPSを仕事とするのもいいと思う。
野球やサッカーだって、仕事としてやってなければ"遊び"なんだから。
それを、"好き"以上になったとき、"仕事"に変わるんだと思う。
2009/12/14(月) 14:31 | URL | sudo-ri #-[ 編集]
感動しました!
KeNNyさんのいうとおり自分の好きなことを
職業でやるってのはそうとう厳しいと思います。
ましてプロをやってたKeNNyさんならそれが遊んでてお金をもらえるなんていわれたら真剣にやっているのにショックですよね。
KeNNyさんのいうとおり自分の好きなことを
職業でやるってのはそうとう厳しいと思います。
ましてプロをやってたKeNNyさんならそれが遊んでてお金をもらえるなんていわれたら真剣にやっているのにショックですよね。
2009/12/14(月) 14:49 | URL | Roy #t5Pk8ZYM[ 編集]
一般向けに放送されてるんだから率を取ってるだけでしょ。
プロゲーマーは遊びじゃなくて列記とした仕事なんです(キリッ
なんて放送するよりは遊びながらでも2000万()笑
って放送したほうが率取れるのは明白。
プロゲーマーは遊びじゃなくて列記とした仕事なんです(キリッ
なんて放送するよりは遊びながらでも2000万()笑
って放送したほうが率取れるのは明白。
2009/12/14(月) 15:38 | URL | #-[ 編集]
遊んでるだけで金がもらえるなんて
世の中は甘くなったもんですねぇwwwwww
世の中は甘くなったもんですねぇwwwwww
2009/12/14(月) 15:48 | URL | #-[ 編集]
「モチベーションの低下で引退」してるプロゲーマーが多いうちは
遊びといわれても仕方ないかと。
遊びといわれても仕方ないかと。
2009/12/14(月) 15:54 | URL | #-[ 編集]
スタクラは遊びじゃねえんだよ!
2009/12/14(月) 17:57 | URL | barkhorn #-[ 編集]
まぁ他のスポーツに比べれば普通にやる分には娯楽的要素はかなり強いだろうし、一般的に見たら「遊び」としか思われないのかなぁ。。。
もっとスポーツとしてのFPSを広めたいですね。
もっとスポーツとしてのFPSを広めたいですね。
2009/12/14(月) 18:02 | URL | #-[ 編集]
所詮マスゴミはゴミってこと
一般の人の視聴率とるためのネタとして使えるものは何でも使うんですよね
日本のFPSを先陣をきってこれからも支えて行ってください
応援しています
一般の人の視聴率とるためのネタとして使えるものは何でも使うんですよね
日本のFPSを先陣をきってこれからも支えて行ってください
応援しています
2009/12/14(月) 18:17 | URL | #-[ 編集]
ああ
考えてみればサッカーとかもある意味一緒やなあ。。
全く気づかなかった
考えてみればサッカーとかもある意味一緒やなあ。。
全く気づかなかった
2009/12/14(月) 18:20 | URL | aaa #-[ 編集]
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