東京都・清水有(ゆ)見子(みこ)さん(38歳)、夫・康之(やすゆき)さん(44歳)、長女・海(み)友(ゆ)ちゃん(4歳)
昨年、日本での自宅出産はわずか1461件…
そんな状況の中、東京都葛飾区に2人目を妊娠中の清水有見子さん。
彼女は今回、自宅での出産を希望している。
1人目海友ちゃんを出産した時は、実家の山形で孤独な出産だったため、
家族に見守られた温かい出産がしたいという。
しかし、ご主人の康之さんは、「本当にできるのか?」と自宅出産に消極的…
自宅出産の介助をしてくれるのは助産師の石村先生。
600人もの赤ちゃんを、自宅出産で取り上げてきた大ベテラン。
石村先生曰く、ご主人の協力は欠かせないということで、
ある日、消極的なご主人を半ば強引に助産師さんのもとへ。
すると、赤ちゃんの心音を聞いたご主人の態度に変化が。
ご主人の理解も深まり、石村先生が出産の準備のため、自宅を訪問。
タオルなどの下準備とともに、見慣れないサトイモの粉やゴボウの種、
さらにレンコンまで…サトイモはシップとして、ゴボウの種はお乳の出を良くするため。
レンコンは産後、搾り汁を飲むことで出血予防のためだという。
そして、ご主人を交えて出産時のシミュレーション。
11月20日、予定日より17日早く破水があったとの知らせが!
ご主人も会社を早退し、海友ちゃんを保育園へお迎え。
いよいよ家族3人で挑む自宅出産が始まる!
陣痛に苦しむ有見子さん、手を握り続ける康之さん、「ママ、頑張って」と声をかける海友ちゃん、
6時間に及ぶ家族3人での自宅出産はついに・・・
3020gの元気な男の子、陽生(はるき)くんが誕生し無事終了!!
最後に、「自宅出産、幸せでした」と語る有見子さんでした。