カネの成る木、高齢者講習

昨年 11 月のこと、4 月生まれである私の運転免許更新に備えて、「 高齢者講習のお知らせ 」の葉書が兵庫県公安委員会から届きました。それによれば平成 21 年 2 月 23 日から 5 月 25 日までの間に、高齢者講習を受講するように、講習を受けなければ免許の更新はできないとありました。

春先は何かと忙しいので 二度目となる高齢者講習だけでも早めに受けようと思い、近くの猪名川自動車学校に予約の電話をしました。

すると驚いたことに高齢者講習はすでに予約で満員のために、来年の 5 月にならないと講習の予約が取れない状況でした。我が家は兵庫県の大阪府寄りにあるので、大阪府内にある自動車教習所 ( 学校 ) に電話してみました。すると 1 ヶ月後に予約がとれました。

念の為に兵庫県伊丹市にある 免許更新 センターに電話して、他府県の高齢者講習でも兵庫県で運転免許の更新に有効かどうか尋ねたところ、ここでは分からないので、明石にある兵庫県警察本部 ・交通部 ・運転免許課に聞いてくれとの返事でしたので、明石に電話しました。

ところがその答は他府県で高齢者講習を受けても、更新には無効であるとのことでした。運転免許は全国で有効なのに、更新に必要な高齢者講習だけは、なぜ兵庫県内で受講しなければならないのかと食い下がったところ、講習内容が違うから (?) とのことでした。

結局兵庫県内にある自動車学校で、 3 月に高齢者講習の予約がとれたので、4ヶ月後に受講できました。

この件についてはまたも例の問題、つまり警察官僚の天下りがもたらす、自動車学校、交通安全協会との、カネがからんだ癒着の構図が見えてきました。 本当の理由は、他府県の自動車学校に高齢者講習の客を取られるのは、兵庫県内の自動車学校にとって利益にならないからでした。

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2009/04/18




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