佐藤が東洋太平洋王者に返り咲き
東洋太平洋ミドル級王座に返り咲きを果たした佐藤=大阪IMPホール
「ボクシング東洋太平洋ミドル級タイトルマッチ12回戦」(13日、大阪IMPホール)
挑戦者・佐藤幸治(帝拳)が、王者・鈴木哲也(進光)を3-0の判定で下し、王座返り咲きに成功した。今年4月にWBA世界ミドル級王座に挑戦し7回TKO負けを喫した再起戦を、執念の白星で飾った。
新王者は思わぬ苦戦に「日本の中では断トツっていうのを見せようと思ったけど…」とうなだれ、「この経験を次につなげたい」と出直しを誓った。それでも、帝拳ジムの本田会長は「気持ち勝ち。世界戦の経験が生きたね」と評価していた。
(2009年12月13日)
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