岡山放送局

2009年12月13日 21時5分更新

薪作りを体験する教室


豊かな森林を守る活動に興味を持ってもらおうと、親子で薪づくりに挑戦する体験教室が岡山県備前市吉永町で開かれました。

この教室は、間伐材の利用を進めることで森林の整備を進めるとともにバイオエネルギーの利用にも関心を持ってもらおうと備前市の森林組合が開きました。
13日は、市北部の吉永総合支所近くの広場に県内各地から親子連れ、合わせておよそ30人が集まり、薪づくりに挑戦しました。

薪は近くの山から切り出したコナラで、参加した人たちは森林組合の人たちに教わりながら慣れない斧を振り下ろして一生懸命、薪割りに挑戦していました。
このあと参加者は乾燥させた薪を燃料にして今が旬の牡蛎やシイタケなどを焼いて食べたほかモチ米を蒸してモチつきを楽しんだりしていました。

森林組合では、今後もこうした薪づくりの教室を開き、街で暮らす人たちにも森林への親しみを深めてもらうことにしています。