“親友”泉田容疑者、恨み節「押尾のせいで巻き込まれた」

　元俳優の押尾学容疑者（３１）が麻薬取締法違反（譲渡）容疑で逮捕された事件で、ともに逮捕されたネット販売業の泉田勇介容疑者（３１）が、取り調べに「押尾のせいで事件に巻き込まれた。押尾が逮捕されなければ、自分も逮捕されなかった」などと話していることが１１日、分かった。フジテレビが報じた。

　前回の有罪判決以後、支援者は続々と押尾容疑者から距離を置くようになっているが“親友”だった泉田容疑者も、恨み節をこぼしている様子。薬物譲渡に関する泉田容疑者の証言が、入手ルートや押尾容疑者にも多大な影響を及ぼすため、今後の証言も注目される。

　一方の押尾容疑者は、事件当時のことを「覚えていない」と話していることが明らかに。捜査関係者によると、一緒にいて亡くなった田中香織さん（当時３０歳）は８月２日午後６時３０分ごろに口から泡を吹くなど容体が急変し、同５０分ごろに呼吸が停止したとみられるが、同容疑者は呼吸停止後すぐに心臓マッサージを行わなかったという。

　また、逮捕前に事情聴取の要請をウソをついて拒否していたことも判明。１１月上旬、知人女性を訪ね京都に滞在していたにもかかわらず、「九州にいるから行けない」と断っていた。その後、沖縄行きを計画し、チケットを手配したが、同月中旬に横浜市内で半強制的に事情聴取を受け、沖縄行きを断念していた。

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