知人男性6人が「不審死」34歳“婚活”女詐欺師
同棲相手が語る木嶋佳苗被告の素顔
「元デブ専ソープ嬢」疑惑も浮上
(週刊朝日 2009年11月20日号配信掲載) 2009年11月11日(水)配信
医者との結婚を夢見て整形も?
Mさんによると、木嶋被告はS氏にも「吉川桜」の名で通していたという。
「事件が発覚してから、Sさんから電話があったんです。『自分もびっくりだけど(逮捕は)事実のようです。偽名については自分も初めて知った』と言ってました。Sさんは『桜』って呼び捨てで呼んでました。二人と知り合ったのは5年前。年に2回ぐらい来てたかな。彼女は『趣味はバス釣り』ってブログに書いてたらしいけど、真っ赤なウソです。彼女が釣りをしたのは1回だけで、後はSさんしかしていません。船も彼女が所有しているって書いてたみたいだけど、それもウソ。Sさんの船です」(Mさん)
さらに、以前、木嶋被告は整形手術を受けていたとの証言も出てきた。
「木嶋は兵庫県芦屋市の高級住宅街に住む主婦と親しくしていました。主婦のブログを見てメールを送り、自分は北海道の生まれで皇室と関係があり、ピアノ講師やフードコーディネーターをやっていると自己紹介しています。この主婦の夫が医者で、自分も医者と結婚したいと相談、メールでやりとりするようになったそうです」(主婦の知人)
木嶋被告は医者との結婚の夢を語り、そのために料理の腕を磨いている、とメールに書いていた。
「病的なほど医者にこだわっていたのはわかりました。整形したいというので、主婦が大阪のクリニックを紹介したら、本当に手術を受けたそうです。アゴを細く見せる手術で、メールには『この姿ならお医者さまとの縁談もあるかな』とありました」(同)
木嶋被告がかつて東京・吉原の風俗街で働いていたとの情報も流れた。20代のころ、いわゆるデブ専のソープランド「E」に在籍していたというのだ。吉原の、とある店の前に立つ年配店員に聞くと、
「E? デブ専の店だろ。もう随分前に廃業して、ない。別の経営者になって、元の経営者はどこへ行ったか知らない」
聞き込みを続けると、元経営者の男性(67)が別の店で働いていることがわかった。木嶋被告の写真を見せると、男性は数秒沈黙した後、こう言った。
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