ニース健康生活

プチバカンス記 プチバカンス記

ロンドン旅行記

2009年8月31日(日) 5日目 晴れときどき曇り
(セント・ジェームス・パーク、テムズ・パス、ホテル、帰国)




(セント・ジェームス・パークの美しい花達)




セント・ジェームス・パークを離れ、最後にウエストミンスター寺院、国会議事堂、ビッグペンを見てから、
橋は渡らずにテムズ・パスを歩いた。対岸側の散歩道クイーンズ・ウォークよりも距離がありそうだが、
向こう側は何かイベントをしているようですごい音楽にすごい人。進むのに苦労しそうだったので、
敢えてこちらを歩くことにした。(栗にブーブー言われたけど。。。笑)

予定では3時45分にホテルに戻り、4時にチェックアウトと思っていたが、
ホテルに着いたのは4時すぎだった。ガガーン。
それでも、今回利用したホテルでは、ファミリー滞在者の場合、
日曜日のチェックアウトは午後5時でOKなので問題はない。
荷物は今朝ほとんどまとめておいたし。





(大観覧車ロンドン・アイ。曇り空を感じて頂けたらと思い、敢えて画像修正はしていません。)




ところが、ここで重大な問題が発覚した。
私が6時55分と思い込んでいたフライトが、なんと6時20分だったのである。ショック!
急いでチェックアウト。誰もいなかったので、カードキーを返すだけで済んだ。3秒で終了。
(受付のお姉さんに感謝!)。そして、ロンドンブリッジ駅に急いだ。
3分後に出発の電車があり、猛スピードで飛び込んだ。

なんとか大丈夫そうとホッとするも束の間、隣に座っていた女の子のe-ticketが目に入った。
私達より一時間遅いフライト。再び心臓がドキドキ。大丈夫だと思うけど。。。

30分後、ガトウィック空港に到着した。
チェックインカウンターに行き、搭乗券をもらって出国ゲートに向かった。これで一安心。
荷物検査への入口は二つあって、私達は右に行くよう指示された。
ところが、列が全く進まない。左の列を見ると、向こうは普通に進んでいるのに!
前にいたフランス人の女の子が、搭乗終了まであと15分しかないと焦り出した。それでも列は進まない。
私達の後ろもフランス人のご夫妻で、「こちらの列はフランス人に対する嫌がらせに違いない!」と言い、
一同盛り上がっていた。。。(苦笑)

ようやく検査台が見え始めたところで、どうして列が進まないかがわかった。
担当の係員が、50~60代の細かいおばさんだったからである。
長蛇の列にもかまうことなく、ゆっくり、のんびり、気ままに作業。信じられない!
あともう少しで私達の番というところになって、ようやく別の女性係員がやってきた。
新しい係員は、「後ろがすごい列になっていて、文句が出てるんですよ。」と、ムッとした表情で言いながら
席を交代したが、おばさんはしらっとした顔で出て行った。
フランスならともかく、イギリスにもこういう人がいるのねーと新鮮な気持ちだった。
(栗にそう言ったら、「こういうババアは世界中どこにでもいるもんだ。」と怒られた。
相当イライラしていたらしい。。。苦笑)

そこから先は至ってスムーズ、、、かと思いきや、続きがあった。
荷物検査を出たすぐ後に、違う係員から「くつを脱いで下さい。」と言われたのだ。
んも~、時間がないのに!(怒)
当然問題などあるはずもなく、すぐに解放されたのだけど、
延々と荷物検査で待たされた後だったので、ちょっと腹が立った。
フランス人も要領が悪いけど、イギリス人の係員とか窓口の人って言うのは、それ以上。
成田空港は比べる必要もないほど素晴らしいが、地元のニース空港でさえも
実はちゃんとした空港だったんだと今更ながら確認した。

(もしかしたら、今回たまたまだったのかもしれないし、ガトウィック空港だけがそうなのかもしれない。
ヒースローでイライラしたことないし、前回利用したルートン空港では特に何も感じなかったので。。。)





(ホテル近くの建物。窓際の寄せ植えにいつも和んでました。)




画面を見ると、私達のフライトの登場が始まっていた。急いで14番ゲートを探す。
すぐのところにあってホッとした。しかも、搭乗と言っても、みんなロビーに座らされているだけで、
まだ誰も飛行機には乗っていなかった。なーんだ。急いで損した。。。(苦笑)

しばらくすると搭乗が始まり、20分遅れで飛行機は離陸した。
夕飯代わりに、チェダーチーズと野菜のサンドイッチを購入した。3,5ポンド。
意外とおいしくて、あやぴーも喜んでいた。
機内食が有料でも、フライト代は安い方がいい。
しかも、エア・リンガスは行きも帰りも乗務員の感じが良くて、とても気に入った。

あっという間に飛行機は下降を始め、ライトアップされた街が見え始めた。
ニース空港に着陸すると、どこからともなく拍手が起こった。荷物を持って外に出る。
ここでも、栗とあやぴーはEU圏の窓口に並び、私は非EU圏の窓口に並んだ。
ガトウィック空港での対応とは雲泥の差。フランスも悪くないじゃんと見直した。(笑)





* * * * *



8月最後の週にロンドンに出かけて、9月から旅行記を書き始めたのに、
4泊5日の旅行記を終えるのに、2ヶ月もかかってしまってしまいました。
気長にお付き合いくださった皆様、どうもありがとうございました。

色々なハプニングはあったけど、ロンドン旅行はとても楽しかった。
その時はメチャクチャ腹が立ったことも、今では笑い話になっています。
毎日疲れ果てるほど歩いたけど、それでも見ていないものがたくさんあるし、
今回は行けなかった美術館や博物館がまだまだあります。
機会があったら是非また訪れたい場所です。

毎回ページの最後にメモしておいた様々な情報が、
これからロンドン旅行をされる方のお役に立ちますように。

2009年11月2日 TOMO記



宿泊したホテル


NOVOTEL LONDON CITY SOUTH
 (ノボテル・ロンドン・シティ・サウス)
53-61 Southwark Bridge Road
SE1 9HH LONDON
Tel (+44)207/0890400
Fax (+44)207/0890410
http://www.novotel.com/gb/hotel-3269-novotel-london-city-south/index.shtml

ロンドン・ブリッジ駅から徒歩5分くらい。
シェークスピア・グローブ座の近くです。
ビジネスマンが多いようで機能的。
子連れでも安心して泊まれます。
ロビーにはPCが置いてあって無料で使えるし、
(一回の接続は20分に限定されていますが。)
PSPやX BOXなどもあって驚きました。
チェーン系ホテルながら、大きすぎなくて良い感じでしたよー。
個人的にはバローマーケットに近いのが一番のポイント。

利用した航空会社


Aer Lingus
 (エア・リンガス)
http://www.aerlingus.com

ローコーストながら、席が決まっているので搭乗がスムーズ。
帰りは20分遅れで離陸しましたが、到着は定刻通りでした!




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ロンドンへのおすすめ書籍

地球の歩き方 ロンドン
A-Z London Map and Walks (地図)
Guide du Routard Londres (仏語)
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