「ライバル秘書への対抗心」=元公設秘書、新たな動機供述−鳩山氏偽装献金問題
12月13日2時32分配信 時事通信
鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」をめぐる偽装献金問題で、虚偽記載したとされる元公設第1秘書が東京地検特捜部の事情聴取に、「元政策秘書へのライバル心があり、鳩山氏に評価されたいと思ってやった」と、別の秘書への対抗意識を動機の一つに挙げていることが12日、関係者の話で新たに分かった。
東京地検特捜部は、虚偽記載は元公設第1秘書が独断で行ったとみて、在宅起訴する方針を固めている。元政策秘書と鳩山氏は、嫌疑不十分で不起訴処分とする見通し。
関係者によると、元公設第1秘書は2008年までの5年間に、同会の政治資金収支報告書に約3億5千万円の虚偽記載をしたとされる。
鳩山氏の事務所では、元公設第1秘書が会計事務全般を取り仕切っていたのに対し、元政策秘書は陳情など対外的な窓口を担当。2人を中心に運営されていた。
特捜部の聴取に元公設第1秘書は「元政策秘書とは年齢が近く、ライバル意識を持っていた。献金を多く集めたことにして、鳩山氏から仕事を評価されたかった」と新たに供述しているという。
【関連ニュース】
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最終更新:12月13日3時29分
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