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収賄容疑で東京入管職員を逮捕 在留資格認定で便宜、580万受領
外国人ダンサーらの在留資格認定で便宜を図る見返りに、現金約580万円を受け取ったなどとして、警視庁捜査2課は4日、収賄の疑いで東京入国管理局成田空港支局統括審査官、小倉征史容疑者(54)=東京都新宿区四谷=、贈賄の疑いで外国人芸能家招聘業「パーフェクトインターナショナル」社長、伊東信悟容疑者(46)=杉並区高井戸東=を逮捕した。同課によると、2人は容疑を認めている。
同課の調べによると、小倉容疑者は平成19年7月下旬から21年11月中旬にかけ、計29回にわたり、フィリピン人ダンサーらの在留資格認定手続きで便宜を図った見返りとして、伊東容疑者から現金計約580万円を受け取った疑いが持たれている。
毎月、20万円ずつの入金を受けていたといい、同課の調べに対し、小倉容疑者は「金はパチンコなどの遊興費に使った」と供述している。
小倉容疑者は18年4月から昨年3月の間、東京入官横浜支局統括審査官を務め、同年4月以降は成田空港支局に異動。外国人の在留資格認定証明書の審査などを担当していた。
小倉容疑者は19年4月ごろ、知人を通じて伊東容疑者と知り合い、通常は1ヶ月かかる証明書発行を早めたり、記載内容が虚偽と知りながら黙認するなどの便宜を図っていた。現金供与以外にも、複数回にわたり飲食やゴルフ接待を受けていたという。
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