イノシシに襲われ3人負傷 和歌山市の駅前など12日深夜から13日未明にかけて、和歌山市中心部の駅前などを体長約1メートルのイノシシが暴走し、42~51歳の男女3人が腕や脚をかまれたり、牙で突かれたりして負傷した。和歌山西署は逃げたイノシシを捜している。 同署によると12日午後10時50分ごろ、同市和歌浦中2丁目の主婦(47)が物音に気付いて自宅の外に出ると、イノシシが突進してきて右腕をかまれ、脇腹を打った。13日午前0時20分ごろには、約6キロ離れた同市東蔵前丁の南海和歌山市駅前のロータリー付近で、迎えの車を待っていた大阪府岬町の男性(42)と、歩いていた和歌山県岩出市の男性(51)が脚を突かれるなどした。 男性2人は軽傷だが、主婦は肋骨骨折の疑いがあり入院した。 2カ所の現場は和歌山県庁近くの国道42号で結ばれた市の中心部。和歌山西署は「こんな所にイノシシが出没するのは珍しい」としている。 【共同通信】
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