Jonathan Schmid-Burgk VisualVox polyphonic
遂にリリース!世界初!ポリフォニック対応ピッチ操作ソフト。(v0.9価格:25ユーロ, v1.0予価 99ユーロ)
ウィキ : Jonathan Schmid-Burgk VisualVox polyphoniclast update on 06/15/2009[このwikiページを編集] VisualVox polyphonic 0.9 遂に 世界最初の ポリフォニック対応ピッチ操作ソフト のリリースをアナウンスする時がやって来ました。 ミュージシャンの長年の夢だった コード音の単音分離や、録音済みオーディオ素材の自由な操作が 遂に2009年1月20日に実現可能になりました。 オーディオサンプル コーラス: 操作前 | 操作後 (.ogg) ギター: 操作前 | 操作後 (.wav) フルート: 操作前 | 操作後 (.mp3) 活用例 ● ポリフォニックなレコーディング素材のコード変更や 間違った単音の修正 ○ キーの問題で演奏不可能な音を、あなたの作曲意図通りの音の配置に ○ 録音済みオーディオトラックをMIDI楽器のように操作するクリエイティブなプレイ ・・・あなたの音楽的アイデアを マウスクリックで リアルな楽器音として実現 ● 楽器の自然倍音の分離/操作/確認・・・あなたの楽器パートを取り出し、拡大レンズで見るように詳細を確認 ● リアルなハーモニーの作成・・・例えば単音部を和声に変更 ● 器楽や声楽のイントネーション修正・・・フォルマントを保持したまま修正 人工的なヴィブラートの追加、フォルマントの拡張、メロディのリアレンジ、 あなたの声で周波数カーブを描き、単声や和声のサンプルを操る 等、 これまで不可能だった操作も可能に! ユーザマニュアル 価格 VisualVox polyphonicの初期バージョン(0.9)は たった25ユーロ です。 私は学生で、大企業に所属しているわけではないので、問題点の修正のためにあなたの指摘を必要としています。 ファイナル・バージョン 1.0 は 99ユーロの予定ですが、v0.9からのアップグレードなら たった50ユーロ となります。 (なお上記価格には消費税は含まれていません) 購入 未解決の問題 ● 実行時、巨大な一時ファイルを作成します。(KVR Forum情報によると元トラックの約10倍) ● 時として、ノートを認識し損ねたり、倍音成分を独立したノートと誤認識する事があります。 これら現象は、3つのアルゴリズム・パラメータの調整で回避できるでしょう。 ● VSTホストの再生開始には同期しますが、開始ポジション移動には未対応です。 多くの場合、変更結果をwavファイルでエクスポートする必要があるでしょう。 ● 現時点では MAC VSTのみの提供となります。 ● まだいくらかのバグがあります。 Jonathan Schmid-Burgk, 20th of January 2009 もしご意見ご質問がありましたら、お気軽にメールをお送り下さい (連絡先は製品ページ参照) ユーザマニュアル VisualVox polyphonic 0.9 ユーザマニュアル (日本語) インストール方法 ● zipファイルを解凍して .vst ファイルを取り出し ● .vstファイルを ユーザ毎の vstプラグイン・フォルダ (例 Library/Audio/Plugins/VST/)に移動してください。 ● 必要に応じて、DAWホストを再起動して vstプラグインを再スキャンさせてください。 使い方 ● VisualVoxの使い方はとても簡単です: ○ DAWホストに シンセサイザー・プラグインとしてロード ○ [Load audio]ボタンをクリックして wavまたは aiffファイルをオープン ○ ノート表示画面でノートの操作 ○ [Save audio]ボタンをクリックして ファイル保存 ● 操作/変更結果は、いつでも[play] / [stop]ボタンで再生確認できます ● DAWホストとのオーディオ・トラックやり取りには、毎回オーディオ・ファイルのエクスポート処理が必要です。 後のバージョンでは、エクスポート無しでもっと簡単にやり取りできるようにする予定です。 モード選択 モード選択メニュー: プラグイン画面左端、デフォルトで[Polyphon mode]となっているのが モード選択メニューです。 ●[重要] トラックの種類に応じて 適切なモードを選択 して下さい。 ○ [Polyphon mode]: 多声(ポリフォニック)トラック用 ○ [Monophonic mode]:単声(モノフォニック)トラック用 ○ [Choir mode]: コーラス・トラック用 をそれぞれ選択して下さい。 ●[注] モード変更すると常に、それ以前のユーザ操作は全て廃棄され、全ノートが再スキャンされます。 御注意下さい。 ● [Rescan notes]ボタンをクリックすれば、いつでもノートの再スキャンができます。 ノート ● プラグインへのオーディオのロード(とスキャン)が完了すると、 ノート表示画面に単音分解したノートが表示され、マウス・クリックで音を確認できます。 ● 画面右上の横スライダーで、時間軸(横軸)方向のズームイン/ズームアウトができます。 ● ノート表示は1オクターブの音階表示です。一番上の音階の上は 一番下の音階になります。 ノート操作 ● 最も重要な操作は、画面上ノートを マウスでドラッグし 別の半音グリッドに移動する操作です。 ● スライダー[Fine-tuning]: 半音以下の細かい自由なピッチ修正ができます。 ● [Fine-tuning]等のパラメータ・スライダーは全て、直前に操作したノートにのみ適用されます。 スライダー ● スライダー[Volume]: 音量調整。完全ミュートすれば、ノートをコード構成音から外せます。 ● スライダー[Raw contours]、[Fine contours]: ピッチ・カーブの滑らかさ(直線分割の細かさ)の調整。 Rawは荒調整、Fineは微調整です。 ● スライダー[Ferq. legato]: 隣接2ノートの(ピッチ・カーブの)つながり具合の調整。 隣接する2つのノートに、異なるピッチシフトが適用された場合に役立つ機能です。 スライダーを動かせば即座にピッチ・カーブが変わるので、試してみるとよいでしょう。 ● スライダー[Vibrato ampl.]、[Vibrato freq.]、[Vibrato attack]: ノートにヴィブラートをかける事ができます。 それぞれヴィブラートの深さ、周期、かかり始めの時間の調整です。 ● スライダー[Formant stretch]:フォルマント調整。音色のキャラクターを変える事ができます。 ● スライダー[Fade In/Out]: フェードイン/アウト時間の調整。 [Manipulate]メニュー ● [Manipulate]メニューの “Duplicate notes”または “Voice double”でノートのダブリング(二重化)ができます。 ○ “Voice double”: ピッチを操作して異なるキャラクターのノートを作成します。 ○ “Duplicate notes”: ノートの単純コピーを作成します。 ツール・パレット ● ノート表示右下の ハサミ・ツール で、ノート分割ができます。 ● 同様に エンピツ・ツール で、個々のノートのピッチ・カーブを自由に描く事ができます。 Harmonics Extraction (和声分離) メニュー ● Harmonics Extraction (和声分離)の2つのメニューは、 和声を構成するノートから、一まとまりのハーモニクス(和声の倍音要素)を分離するためのものです。 ○ 左メニュー[Extract from ...]: 最初に取り出す要素の指定、 ○ 右メニュー: 取り出す倍音要素数の指定 (デフォルト:“All harmonics”) [簡単な例] 左メニュー: “From 2nd” ⇒ ハーモニクス 2, 4, 6 の取り出し 右メニュー: “3 harmonics” (音色の周波数成分から、基音周波数の2倍,4倍,6倍を取り出す) ● [注] ノート削除操作は、黄色表示の 重複ノート に対してのみ有効である点にご注意下さい。 通常ノートは、削除操作しても単にミュートされるだけで表示が残り、後から復活させる事ができます。 アルゴリズム・スライダー プラグイン画面左下のスライダーは、オーディオ関連アルゴリズムの振る舞いの調整用パラメータです。 ● スライダー[Tone recognition]: ノート認識感度 ● スライダー[Partial removal]: 個々のノートのリストから、倍音要素を除去するアルゴリズムの調整 ● スライダー[Tone extraction]: 個々のノートを隣接ノートと分離するための周波数幅の調整。 これは音のクオリティを決定付ける重要なパラメータです。 ● スライダー[Overall volume]: ボリューム調整のためにプラグイン・オーディオ出力に掛ける定数の調整 以前のアップデート : >> Wiki 14/02/2009 - 07:34 >> Wiki 09/02/2009 - 11:05 >> Wiki 06/02/2009 - 21:07 >> Wiki 04/02/2009 - 23:39 >> Wiki 22/01/2009 - 22:55 このページにエラーを見つけましたか? お問い合わせください.
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