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「フセイン大統領の追放正しかった」ブレア氏改めて主張

2009年12月12日23時24分

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 【ロンドン=土佐茂生】英国のブレア前首相は11日、BBC放送の番組の収録でイラク戦争について「フセイン元大統領を追い出したことは正しかったと今でも思う」と発言。英国が戦争の大義とした大量破壊兵器(WMD)の有無にかかわらず、開戦に踏み切ったことは正しい判断だったと主張した。

 BBCによると、「開戦前にイラクがWMDを持っていないと分かっていても戦争を始めたか」と問われ、ブレア氏は「フセイン大統領がいるままイラクを正しい方向に導くことは難しいと考えた」と話し、フセイン政権の存在が「地域の脅威」だったと強調した。

 英国は、フセイン政権がWMDを持っているとの情報をもとに米国とともに戦争を始めたが、ブレア氏は2004年、その情報は間違いだったと認めている。

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