Ｊリーグ２部のファジアーノ岡山は１２日、岡山市北区駅元町のママカリフォーラムで今季のクラブ報告会を開いた。ファンクラブ会員やスポンサー関係者ら１０５０人を前に、１８チーム中最下位に終わった昇格元年を振り返り、来季の巻き返しを誓った。

　クラブ幹部や選手４５人が出席。木村正明社長が「１試合平均約６２００人もの方に試合を見ていただいたが、申し訳ない結果だった。クラブが進化し続けていくためにも応援をお願いします」と呼び掛けた。

　今季で退任する手塚聡前監督が指揮を執った３年間を振り返った後、ＭＦ川原周剛主将が「５１試合戦った経験を生かして今年以上の成績を目指す」と決意表明。会場から大きな拍手が送られた。

　参加者はお目当ての選手と記念撮影したりサインをもらうなど触れ合いを満喫。ユニホームなどが当たる抽選会、今季の全ゴールシーンを収めたビデオ上映もあり、盛り上がった。

　ファジアーノは今季、開幕から波に乗れず８勝１２分け３１敗だった。来季は１月中旬の大分キャンプで始動する。