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最終更新:2009年12月12日(土) 20時57分

拉致被害者家族は高齢化、早期解決を

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 拉致被害者家族の高齢化が進んでいます。家族会の増元照明さんが政府主催の集会で講演し、「被害者の親も兄弟の世代も高齢化が進み、救出には時間がない」と訴えました。

 「昨日、レセプションの時に、飯塚代表が体調を崩されました。横田さん夫妻、有本さん夫妻、両親世代は70歳を超え、時間がないのが実感です」(増元照明さん)

 増元さんは11日夜に開かれた中井拉致問題担当大臣主催のレセプションで、飯塚繁雄さん(71)が体調を崩して病院に運ばれ1週間の検査入院となったことに触れ、改めて早期解決を政府に促しました。

 また、中井大臣は11日夜、鳩山総理が「必要が出れば、体を張って北朝鮮に行く」と述べたことについて、「早くそういう準備をせよと、私にプレッシャーをかけたのだと感じている」と述べました。

 一方、都内では「アジア人権人道学会」が開かれ、脱北者支援を行うNGOが「帰還事業で北朝鮮に渡った帰国者の脱北も多い。彼らを難民として受け入れてあげられれば、北朝鮮への大きな圧力となる」と報告しました。(12日17:20)



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