岡山放送局

2009年12月12日 19時9分更新

高梁川流域4市商業団体が連携


倉敷市など高梁川流域の4つの市の商工団体などが連携して特産品作りや観光の振興をはかろうと、今後の活動について話し合いました。

倉敷市の倉敷商工会議所で開かれた会議には、商工団体の関係者らおよそ30人が参加しました。

高梁川流域の倉敷市と総社市、高梁市、それに新見市の地域では地域に根づく製鉄や酒造りをテーマにしたツアーが開催されるなど、自治体や商工団体の連携が進んでいますが、活動の基盤を固めるための組織を1月、新たに設立することが報告されました。

新たな組織は「水辺のユニオン」と名づけられ地域の産業を活用した観光コースを企画したり、農薬や肥料を使わずに栽培した農作物をブランド化したりする計画を進めていくことが報告されました。

会議には青森県で農薬や肥料を使わずにりんごを栽培している会社の伊達弘恭さんが招かれてりんごのブランド化に取り組んだ経験を話し、地域振興のためには、カリスマ性を持った事業者を地域が一体となって応援し、核となる商品を作ることが大切だとアドバイスしていました。