岡山放送局

2009年12月12日 19時9分更新

インフル受験生には大学追試も


新型インフルエンザの感染の拡大を防ぐため、岡山県内の大学では受験生に感染が確認されたか、感染の疑いのある場合、追試験などの措置を取る動きが出ています。

このうち岡山大学では、試験の当日までに大学に連絡したうえで、医師の診断書や受験票を添えて申請すれば追試験を受けられます。岡山理科大学でも、大学に連絡し医師の診断書をFAXで送信すると追試験の仮申請ができ、当日、受験票と診断書を提出すれば追試験が受けられます。

また就実大学でもインフルエンザと診断され完治していない受験生は、医師の診断書を提出することで追試験を受けることができます。ただ、一部の私立大学では、追試験を受ける場合、大学の本部がある会場でしか受験できないということで、事前に確認して欲しいとしています。

今年度の入試をめぐっては、すでに県内の高校や特別支援学校などでも、受験生に感染が確認されたか感染の疑いのある場合、追試験などの措置を取ることが決まっていて、インフルエンザの感染の拡大に備えた対策が広がっています。