2009年12月11日
【NEW･修正版】某会の青水流とｵﾔｼﾞの小説｢拳王｣の不思議な関係…
ｵﾔｼﾞが主宰する某会で会員が学ぶ格闘技は､極真空手をﾍﾞｰｽに芦原英幸師範から伝授された｢裏｣と呼ばれるｻﾊﾞｷの実戦技術と､そのｻﾊﾞｷの源流である大日本武徳会柔術(後に警察逮捕術に採用され､講道館護身術として継承された)によって技術体系が構成されている…というのはｵﾔｼﾞの解説です｡
そして､その技術を非公式でありながら｢青水流｣と呼んでいます｡青水流というと1997年にｵﾔｼﾞがPHP研究所から出版した小説｢拳王｣のなかで主人公が使う空手の流派を思い出します｡
あの｢拳王｣は志半ばに逝った芦原英幸師範へのｵﾏｰｼﾞｭとしてｵﾔｼﾞが書いたことはｵﾔｼﾞが色んな機会に公言してるので知っている人も少なくないと思います｡ｵﾔｼﾞは出来上がった｢拳王｣を持って松山に行き､当時の総本部師範代の原田さんの計らいで芦原師範のお墓参りに行きました｡自分はまだ小学生でしたけど､ｼﾞｸﾞｻﾞｸに続く長い階段を上がり､最も上に芦原師範の立派なお墓があったと記憶してます｡
そこでお花を捧げてから｢拳王｣をお墓に置いたｵﾔｼﾞは物凄い勢いで号泣しました｡まるで狼の叫びのように､ｵﾔｼﾞの泣き声は遠くまで響いたと思います｡それは30分近く続きました｡
芦原師範が健在だった頃､ﾏｽｺﾐ関係者のなかで唯一親しくさせて頂いたのが講談社の芦原担当部長とｵﾔｼﾞだったことはたくさんの人たちが知っています｡芦原師範が上京する度､ｵﾔｼﾞと芦原師範の古い後輩の小倉さんという方がずっと一緒だったといいます｡
ｵﾔｼﾞが芦原会館所属の人間じゃないからと､ｵﾔｼﾞを批判する人間が多いようですが､その99％は生前の芦原先代館長を知らず､だから芦原師範の生の技術を見たこともない連中です｡
今の2代目は少年部までしか空手をやらず､中学から球技に夢中になり高校も球技で推薦入学した人間です｡付け焼き刃で空手を学んでも実際の父親からは何もｻﾊﾞｷを習っていないのは古い関係者たちの言葉から明らかです｡それに今の支部長の殆どは芦原先代館長から直に指導されてないはずです｡
小倉さんや当時の講談社の芦原担当者が証言するように､ｵﾔｼﾞは芦原師範から最大の信頼を受け､可愛がられ､なので機会あるごとに普段道場では指導しない危険な｢裏ｻﾊﾞｷ｣や警察署道場で空手指導のかたわら修行した警察逮捕術=大日本武徳会柔術をｵﾔｼﾞは教えて頂いたのです｡
芦原師範から直接学んだことのない｢2代目芦原会館｣のｲﾝﾁｷｻﾊﾞｷとはものが違うんだ！とｵﾔｼﾞは断言します｡文句があるならば何時でも挑戦を受けるといいます｡ｵﾔｼﾞの前に自分が相手させてもらいますけど…｡
話を戻していいますが､芦原師範へ贈る気持ちで書いたのが｢拳王｣です｡だから青水流は｢拳王｣からとった名称であるし､またそれは芦原師範に通じる意味があると思います｡
そういうことで､現在ｵﾔｼﾞが某会で会員と稽古するのは極真空手とｻﾊﾞｷ柔術なのです｡芦原師範が古い極真時代から｢最強｣といわれ､梶原一騎が｢ｹﾝｶ十段｣と書いたのは決して大袈裟ではないとｵﾔｼﾞはいつもいっています｡
ちなみに､ｵﾔｼﾞが空手関係者のなかで｢尊敬｣とか｢敬愛｣といった言葉を使うのは芦原師範と極真会館松井館長､そして極真館盧山館長の3人だけです｡また｢恩人｣といえば大山総裁と芦原師範の2人｡｢生涯の恩人｣ならば芦原師範のみ｡｢天才｣という時は芦原師範と松井館長の2人だけしかｵﾔｼﾞは呼びません｡
自分は今は極真空手一筋です｡
とはいえ､たまにｵﾔｼﾞの練習台をさせられます｡どんなに真剣に攻めても一瞬で天と地が引っくり返るように投げられ､体のどこかに激痛が走ります｡そんなときのｵﾔｼﾞは､まるで芦原師範の｢魂｣が乗り移ったようで非常に怖いです｡
ｵﾔｼﾞの技が本物だから極真会館や日本拳法の師範や師範代ｸﾗｽの実力者たちが某会に集まり､厳しい稽古に励んでいるんです｡
稽古会では怪我の連続です｡骨折も珍しくなく､今まで何度も救急車を呼んだくらいです｡そんな理由で､以前会場にしていた立教大学体育館は使用不可にされてしまいました｡
そして､その技術を非公式でありながら｢青水流｣と呼んでいます｡青水流というと1997年にｵﾔｼﾞがPHP研究所から出版した小説｢拳王｣のなかで主人公が使う空手の流派を思い出します｡
あの｢拳王｣は志半ばに逝った芦原英幸師範へのｵﾏｰｼﾞｭとしてｵﾔｼﾞが書いたことはｵﾔｼﾞが色んな機会に公言してるので知っている人も少なくないと思います｡ｵﾔｼﾞは出来上がった｢拳王｣を持って松山に行き､当時の総本部師範代の原田さんの計らいで芦原師範のお墓参りに行きました｡自分はまだ小学生でしたけど､ｼﾞｸﾞｻﾞｸに続く長い階段を上がり､最も上に芦原師範の立派なお墓があったと記憶してます｡
そこでお花を捧げてから｢拳王｣をお墓に置いたｵﾔｼﾞは物凄い勢いで号泣しました｡まるで狼の叫びのように､ｵﾔｼﾞの泣き声は遠くまで響いたと思います｡それは30分近く続きました｡
芦原師範が健在だった頃､ﾏｽｺﾐ関係者のなかで唯一親しくさせて頂いたのが講談社の芦原担当部長とｵﾔｼﾞだったことはたくさんの人たちが知っています｡芦原師範が上京する度､ｵﾔｼﾞと芦原師範の古い後輩の小倉さんという方がずっと一緒だったといいます｡
ｵﾔｼﾞが芦原会館所属の人間じゃないからと､ｵﾔｼﾞを批判する人間が多いようですが､その99％は生前の芦原先代館長を知らず､だから芦原師範の生の技術を見たこともない連中です｡
今の2代目は少年部までしか空手をやらず､中学から球技に夢中になり高校も球技で推薦入学した人間です｡付け焼き刃で空手を学んでも実際の父親からは何もｻﾊﾞｷを習っていないのは古い関係者たちの言葉から明らかです｡それに今の支部長の殆どは芦原先代館長から直に指導されてないはずです｡
小倉さんや当時の講談社の芦原担当者が証言するように､ｵﾔｼﾞは芦原師範から最大の信頼を受け､可愛がられ､なので機会あるごとに普段道場では指導しない危険な｢裏ｻﾊﾞｷ｣や警察署道場で空手指導のかたわら修行した警察逮捕術=大日本武徳会柔術をｵﾔｼﾞは教えて頂いたのです｡
芦原師範から直接学んだことのない｢2代目芦原会館｣のｲﾝﾁｷｻﾊﾞｷとはものが違うんだ！とｵﾔｼﾞは断言します｡文句があるならば何時でも挑戦を受けるといいます｡ｵﾔｼﾞの前に自分が相手させてもらいますけど…｡
話を戻していいますが､芦原師範へ贈る気持ちで書いたのが｢拳王｣です｡だから青水流は｢拳王｣からとった名称であるし､またそれは芦原師範に通じる意味があると思います｡
そういうことで､現在ｵﾔｼﾞが某会で会員と稽古するのは極真空手とｻﾊﾞｷ柔術なのです｡芦原師範が古い極真時代から｢最強｣といわれ､梶原一騎が｢ｹﾝｶ十段｣と書いたのは決して大袈裟ではないとｵﾔｼﾞはいつもいっています｡
ちなみに､ｵﾔｼﾞが空手関係者のなかで｢尊敬｣とか｢敬愛｣といった言葉を使うのは芦原師範と極真会館松井館長､そして極真館盧山館長の3人だけです｡また｢恩人｣といえば大山総裁と芦原師範の2人｡｢生涯の恩人｣ならば芦原師範のみ｡｢天才｣という時は芦原師範と松井館長の2人だけしかｵﾔｼﾞは呼びません｡
自分は今は極真空手一筋です｡
とはいえ､たまにｵﾔｼﾞの練習台をさせられます｡どんなに真剣に攻めても一瞬で天と地が引っくり返るように投げられ､体のどこかに激痛が走ります｡そんなときのｵﾔｼﾞは､まるで芦原師範の｢魂｣が乗り移ったようで非常に怖いです｡
ｵﾔｼﾞの技が本物だから極真会館や日本拳法の師範や師範代ｸﾗｽの実力者たちが某会に集まり､厳しい稽古に励んでいるんです｡
稽古会では怪我の連続です｡骨折も珍しくなく､今まで何度も救急車を呼んだくらいです｡そんな理由で､以前会場にしていた立教大学体育館は使用不可にされてしまいました｡
極真会館や日本拳法の黒帯は強いです｡物凄く強いです｡なのに某会の稽古ではみんなが初心に返って痛い思いに耐えながらｵﾔｼﾞの指導を受けるんです｡
ｵﾔｼﾞのｻﾊﾞｷ柔術がｲﾝﾁｷというならば､ｵﾔｼﾞが自分のﾌﾞﾛｸﾞなどで書いてるように､1回でいいから某会の青水流講習会に出てみればいいと思います｡見学でもいいというのに毎回誰1人､芦原会館関係者が某会に来ることはありません｡臆病者は黙ってろ!!ｵﾔｼﾞの口癖が出てしまいました｡
そこで今回は､青水流の必殺技のなかから1つだけ紹介してみます｡それは､芦原師範自ら｢寸当て｣といい､一般に｢寸勁｣といい､ｵﾔｼﾞは｢崩拳｣と名付けている技術です｡
要はよく中国拳法の人たちが必ず口にする｢発勁｣とか｢寸勁｣という技に似ています｡でもｵﾔｼﾞは中国拳法の発勁などｲﾝﾁｷなﾄﾘｯｸに過ぎないと認めないどころか完全にﾊﾞｶにしています｡昔､中国大陸から香港､台湾で､｢最強の中国拳法｣という八極拳を修得した自称達人が｢剣道の防具の上から寸勁を放つと､防具はなんでもないけど内臓破裂は間違いない｣と大言壮語して､挙げ句に｢極真なんて子供のｹﾝｶ｣と軽口を叩いたそうです｡大柳勝という人だと聞きました｡そんな大柳の挑発に短気なｵﾔｼﾞは我慢できず､｢ならば俺に寸勁をやってみろ!｣と迫り､ﾋﾞﾋﾞる大柳を脅して技をかけさせたら､ただの｢掌底押し｣だったそうです｡その後どうなったかは内緒です｡
でも､ｵﾔｼﾞが芦原先代館長から教わった｢寸当て｣(寸勁)は､神秘的じゃない科学的で合理的な技だったといいます｡かつて全日空ﾎﾃﾙの客室で実際に芦原師範に｢寸当て｣をやられたとき、ｵﾔｼﾞはﾍﾞｯﾄﾞの上に吹き飛ばされたそうです｡距離にして2m以上､胸が痛いというより息が詰まって呼吸困難に陥ったとｵﾔｼﾞはいいます｡芦原先代は笑いながらいったそうです｡
｢これが寸当てじゃけん｡ただ中国武術の発勁とか寸勁なんていうｲﾝﾁｷじゃないけん｡これは合理的な攻撃なんよ｣
でも､ｵﾔｼﾞは｢山口先生の剛柔会では昔から軽く当てるｽｷﾝｺﾝﾀｸﾄの組手を寸当てと呼んでいます｡同じ名前だと混同されませんか？｣と聞きました｡芦原先代は形式やｺｹｵﾄﾞｼが嫌いな人なので､｢寸止めは一寸手前で止める｡ﾜｼのは一寸突き込むから寸当てでいいんよ｣といいました｡
隣にいた小倉さんが｢芦原先輩は技術に神秘的な名前を付けたり秘伝なんてもったいぶるのは好まないんです｡でもよく寸当てを説明するときに正拳を崩す､解くといいますね｣と話したそうです｡
そのときの小倉さんの言葉をﾋﾝﾄに名付けたのが､やはり｢拳王｣の主人公が得意とする技術｢崩拳｣であり｢勁掌｣だとｵﾔｼﾞはいいます｡
｢形は勁掌に似てるけど､入るﾀｲﾐﾝｸﾞは崩拳に近いんだよ｣
そういうことから､青水流では芦原先代館長の｢寸当て｣を｢崩拳｣と呼んでいます｡
崩拳について技法など詳しいことは一切書けませんが､中国拳法の｢寸勁｣｢発勁｣とは明らかに別物です｡自分が実際ｵﾔｼﾞにやられて痛感しました｡芦原先代が｢人を殺す技術じゃけん｣といった意味が痛いほどわかりました｡
ある日の夜､ｵﾔｼﾞは｢昔のことだからよく技法を記憶してないまま最初は手刀打ち込みに似てると勘違いしてやってるうちに完全に思い出した｣といいました｡
軽く形だけやるから受けてみろ!!といわれて自分は当惑しながら寝室を出てﾘﾋﾞﾝｸﾞで構えました｡実際にｵﾔｼﾞはゆっくりとﾌｫｰﾑを確認するようにやりました｡それでも自分は胸全体に強烈なﾀﾞﾒｰｼﾞが広まり息が出来なくなりました｡ただ後ろに吹き飛ばされはしませんでしたが…｡これを実戦のなかでやられたら心臓が弱い人ならば､本当に死ぬかもしれません｡
非常に難しい技術なのに､ｵﾔｼﾞはｽﾊﾟｰﾘﾝｸﾞのなかで簡単に｢崩拳｣を使いこなせるから不思議です｡とりあえず自分は形(ﾌｫｰﾑ)だけ教わりました｡
ちなみに｢発勁｣というのは一瞬で生まれる強大な力のことで､その爆発力を養うための鍛練を元々は｢功夫(ｶﾝﾌｰ)｣というそうです｡そのｶﾝﾌｰの一例が｢立禅｣だとｵﾔｼﾞはいいます｡しかし｢発勁などﾌｨｸｼｮﾝに過ぎないが芦原先生の寸当て､青水流の崩拳は現実だ｣と断言します｡自分がその証人です｡
自分は最近､｢拳王｣の世界と現実の世界が少しずつ近づいているような不思議な感慨を覚えます｡
極真空手の猛稽古の日々を送りながら､いつか必ず青水流を身に付ける!!
決心しました｡
そういえば｢拳王｣の主人公の名前は｢飛龍泰志｣です｡
(終わり)
ｵﾔｼﾞのｻﾊﾞｷ柔術がｲﾝﾁｷというならば､ｵﾔｼﾞが自分のﾌﾞﾛｸﾞなどで書いてるように､1回でいいから某会の青水流講習会に出てみればいいと思います｡見学でもいいというのに毎回誰1人､芦原会館関係者が某会に来ることはありません｡臆病者は黙ってろ!!ｵﾔｼﾞの口癖が出てしまいました｡
そこで今回は､青水流の必殺技のなかから1つだけ紹介してみます｡それは､芦原師範自ら｢寸当て｣といい､一般に｢寸勁｣といい､ｵﾔｼﾞは｢崩拳｣と名付けている技術です｡
要はよく中国拳法の人たちが必ず口にする｢発勁｣とか｢寸勁｣という技に似ています｡でもｵﾔｼﾞは中国拳法の発勁などｲﾝﾁｷなﾄﾘｯｸに過ぎないと認めないどころか完全にﾊﾞｶにしています｡昔､中国大陸から香港､台湾で､｢最強の中国拳法｣という八極拳を修得した自称達人が｢剣道の防具の上から寸勁を放つと､防具はなんでもないけど内臓破裂は間違いない｣と大言壮語して､挙げ句に｢極真なんて子供のｹﾝｶ｣と軽口を叩いたそうです｡大柳勝という人だと聞きました｡そんな大柳の挑発に短気なｵﾔｼﾞは我慢できず､｢ならば俺に寸勁をやってみろ!｣と迫り､ﾋﾞﾋﾞる大柳を脅して技をかけさせたら､ただの｢掌底押し｣だったそうです｡その後どうなったかは内緒です｡
でも､ｵﾔｼﾞが芦原先代館長から教わった｢寸当て｣(寸勁)は､神秘的じゃない科学的で合理的な技だったといいます｡かつて全日空ﾎﾃﾙの客室で実際に芦原師範に｢寸当て｣をやられたとき、ｵﾔｼﾞはﾍﾞｯﾄﾞの上に吹き飛ばされたそうです｡距離にして2m以上､胸が痛いというより息が詰まって呼吸困難に陥ったとｵﾔｼﾞはいいます｡芦原先代は笑いながらいったそうです｡
｢これが寸当てじゃけん｡ただ中国武術の発勁とか寸勁なんていうｲﾝﾁｷじゃないけん｡これは合理的な攻撃なんよ｣
でも､ｵﾔｼﾞは｢山口先生の剛柔会では昔から軽く当てるｽｷﾝｺﾝﾀｸﾄの組手を寸当てと呼んでいます｡同じ名前だと混同されませんか？｣と聞きました｡芦原先代は形式やｺｹｵﾄﾞｼが嫌いな人なので､｢寸止めは一寸手前で止める｡ﾜｼのは一寸突き込むから寸当てでいいんよ｣といいました｡
隣にいた小倉さんが｢芦原先輩は技術に神秘的な名前を付けたり秘伝なんてもったいぶるのは好まないんです｡でもよく寸当てを説明するときに正拳を崩す､解くといいますね｣と話したそうです｡
そのときの小倉さんの言葉をﾋﾝﾄに名付けたのが､やはり｢拳王｣の主人公が得意とする技術｢崩拳｣であり｢勁掌｣だとｵﾔｼﾞはいいます｡
｢形は勁掌に似てるけど､入るﾀｲﾐﾝｸﾞは崩拳に近いんだよ｣
そういうことから､青水流では芦原先代館長の｢寸当て｣を｢崩拳｣と呼んでいます｡
崩拳について技法など詳しいことは一切書けませんが､中国拳法の｢寸勁｣｢発勁｣とは明らかに別物です｡自分が実際ｵﾔｼﾞにやられて痛感しました｡芦原先代が｢人を殺す技術じゃけん｣といった意味が痛いほどわかりました｡
ある日の夜､ｵﾔｼﾞは｢昔のことだからよく技法を記憶してないまま最初は手刀打ち込みに似てると勘違いしてやってるうちに完全に思い出した｣といいました｡
軽く形だけやるから受けてみろ!!といわれて自分は当惑しながら寝室を出てﾘﾋﾞﾝｸﾞで構えました｡実際にｵﾔｼﾞはゆっくりとﾌｫｰﾑを確認するようにやりました｡それでも自分は胸全体に強烈なﾀﾞﾒｰｼﾞが広まり息が出来なくなりました｡ただ後ろに吹き飛ばされはしませんでしたが…｡これを実戦のなかでやられたら心臓が弱い人ならば､本当に死ぬかもしれません｡
非常に難しい技術なのに､ｵﾔｼﾞはｽﾊﾟｰﾘﾝｸﾞのなかで簡単に｢崩拳｣を使いこなせるから不思議です｡とりあえず自分は形(ﾌｫｰﾑ)だけ教わりました｡
ちなみに｢発勁｣というのは一瞬で生まれる強大な力のことで､その爆発力を養うための鍛練を元々は｢功夫(ｶﾝﾌｰ)｣というそうです｡そのｶﾝﾌｰの一例が｢立禅｣だとｵﾔｼﾞはいいます｡しかし｢発勁などﾌｨｸｼｮﾝに過ぎないが芦原先生の寸当て､青水流の崩拳は現実だ｣と断言します｡自分がその証人です｡
自分は最近､｢拳王｣の世界と現実の世界が少しずつ近づいているような不思議な感慨を覚えます｡
極真空手の猛稽古の日々を送りながら､いつか必ず青水流を身に付ける!!
決心しました｡
そういえば｢拳王｣の主人公の名前は｢飛龍泰志｣です｡
(終わり)
gokuakunin15mei at 19:48│
│某会と青水流