雷鳥(左)などの特急が使用する予定の新5号ホーム(右側の11番乗り場)が報道陣に公開された=10日午前、JR大阪駅、矢木隆晴撮影
再開発工事が進むJR大阪駅(大阪市北区)で、新しい5号ホーム(11番のりば)が完成し、10日、報道陣に公開された。新ホームの利用は20日からで、北陸方面に向かう特急「サンダーバード」「雷鳥」など計28本の特急と急行列車が出発する。
5号ホームは長さ306メートル、幅最大11メートル。百貨店「JR大阪三越伊勢丹」が入る予定の駅北側の「新北ビル」(28階建て)の中にある。列車の乗車ドア位置が分かりやすいように、青色発光ダイオード(LED)を備えた「乗車口案内標」を大阪駅では初めて採用した。
再開発工事は2004年春に始まり、完成予定は11年。進捗(しんちょく)率は45%(10月末現在)。