東北新幹線新青森駅開業後の11年3月から導入されるJR東日本の次世代新幹線「E5系」(量産先行車)が9日夕、JR東京駅に初めて乗り入れた。
世界最速の時速320キロでの営業運転を目指すE5系はトンネル突入時の衝撃を緩和するため先頭形状が15メートルもあり、運転席はジェット機のコックピットを思わせる斬新なデザイン。10日まで東京-上野間を往復し、乗車位置などの確認作業を行う。新青森駅の開業は10年12月。13年度末までに時速320キロで東京-新青森間を3時間5分で結ぶ。【斎藤正利】
毎日新聞 2009年12月10日 東京朝刊